この日は雷魚釣りをはじめた15年以上前から名前を聞いたことのあるとある地方へ釣りに行くことに。
一般的な雷魚釣りとは少し違ったフィールド特性なだけにどういった釣りになるのか非常に楽しみだ。
ガイドをしていただいたのは地元の釣友。
オオナマズでこちらに来られた際に親しくなり、地元の釣り場を知り尽くしておられます。
ぜひこの地域独特の釣りを体験して欲しいとのことで7時スタート。
いろいろとあまりオープンにできない釣りゆえに写真を載せられないのが残念なのですが、行きついたポイントは住宅街。
犬の散歩をしたり、洗濯物を干したり、庭の手入れをしたり・・・
そんな真横でロッドを片手に魚を探します。
カバーはほぼなく、水路は人が飛び越えられるような細さ。
一見ザリガニぐらいしかいそうにない。
勝手がわからないのでとりあえずいつものメインフロッグで撃っていくも反応なし。
しかし、後攻の釣友は早くもヒット!
どうやらここのベイトやプレッシャーからルアーのサイズやアクションが合っていない様子。
一本釣ってみたかったので釣友の実績チューニングフロッグを貸していただきレクチャーを受けながら再開。
しかし、田植えはとうに終わっているにも関わらず何故かポイントの大半が激濁り・・・
これには釣友も???となり、やはり釣り運がないのか・・・
たくさんポイントを案内していただくも濁りが酷く釣りにならない場所がほとんど。
朝一の場所に戻り時間は既に昼前。
もう釣るならここしかないと決め、朝の釣友のヒットを参考に普段ランガンどころかランランといっていいほどの釣りスタイルを我慢し丁寧に撃つ。
カバーがない分、人の気配やライン、着水音、全てにおいてかなり敏感。
久しぶりの真剣なサイトです。
数メートル先に魚を発見。
鼻先で食わせのアクションを入れるとしばらく見た後バイト!
タックル
ロッド:GUNGUN ZERO 76SH Alga Master
リール:ミリオネアCV-Z300+Serpent-Bite Handle
ライン:HeadHunter-SRV ♯10(DARK GRAY)
フロッグ:釣友特性のスペシャルフロッグ
たとえカバーがなくともしっかりとした専用タックルを使い、魚の口にルアーが残ることのないよう心掛けています。
この日の状況にしては良いサイズが出てくれ、釣友も一安心。
いつもと違うフィールドに最初は戸惑いましたが、なんとか魚の顔を見ることができました。
釣友のガイドなしでは得られなかった初場所での一匹に感動しました。
これならぎりぎり大丈夫そうな一枚。
魚よりも後ろに布団が干してあるところがミソです 笑
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この後もあちこち移動を繰り返しますが、バイトはぽつぽつあるものの魚影が薄かったり先行者がいたりとなかなか思うように釣りができず、夕マズメに向け大きく移動。
朝のポイントで数本は出る予定だったそうで、釣友もガイドの難しさを痛感しておりました。
ガイド泣かせな自分が行ってボウズを逃れただけでも十分ですが 笑
最後は大型の実績がある野池へ。
沖合では時折良型の捕食音が・・・
あちこち探ると手前でこんな子が・・・
最小記録に近いサイズ。まさかのると思わなかったのでかわいそうなことをしてしまった。
そして遠投して探っていた釣友に池じゅうに響く良い捕食音!
グッドサイズが出ました!数年ぶりのダブルヒットです。
面構えがいかつい!
この後もバイトやすっぽ抜けが多々あり、あと一投がついつい止められず夕暮れまで楽しみました。
都会の中で住処を追われながらも必死に生きる雷魚の姿を見ることができ、こういった貴重なフィールドを大切にしていかなければと改めて感じました。
暑い中あちこち回っていただき本当にありがとうございました。
次回はここ専用のフロッグをチューンしてまたお邪魔させていただきます!

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