この1年はオフショアを覚えてから1、2位を争うくらい通った年でした。
本当はどちらかと言えばショアから魚を釣るのが好きなのですが、身近な水域の釣り場が多数潰れてしまったり、遠征先でのトラブルなどの話をあれこれ聞いて少し気持ちが萎えてしまっていたのもあります。
5月に石垣島に遠征し、厳しいながらもなんとかキハダと呼べるサイズを狙い通り手にすることができ、感覚を忘れないうちにホームグラウンドの和歌山や三重でも結果を出そうと通いました。
しかし釣りの世界はそう甘くはなく、膨大な時間と金をかけたにも関わらずかなり貧果に終わってしまいました。
これも経験だと言い聞かせ、また良い状況に巡り合った際に生かせればと。
毎週のように沖に行きましたが、クルージングにもならないような悪天候や魚に一匹も遭遇しないような釣りばかりだったのであまり写真はありませんが、その中でもまともだった釣行を振り返って。
毎年恒例になりつつある日和佐遠征。今年も源洋丸さんにお世話になりました。
酷い霧に見舞われ出船時間が5時間近く遅れたことも...
一本釣り漁船でさえほとんど釣っていない厳しい状況。
ふらつきシイラがマグレでヒット!何故かこの1匹だけいました。
9月に入り半ば諦め気味で出船。
7月はパヤオに魚が付いておらず大苦戦。今回はどうなることやら...
松本船長はいつも頑張って魚を探してくださいます。
久々にイワシが手に入りました。期待できそう!
そしてここにきてやっとシイラの大群に遭遇し爆釣!
パヤオ周辺に異常な数のシイラが。
さらにこの海域によく現れるクジラがこの日はなんと3頭も。それに加え大型のサメまで出現し、パニックに 笑
そこをチャムのイワシと散水機でさらに狂わせ黒潮牧場がスーパー牧場に!
ルアーの後方がシイラまみれ。
小型に食わせないようにするのが大変です。
何もせずとも着水ヒットは当たり前。
ルアーが壊れるまで釣れ続け、予備のフックまで全部ボロボロです。
なんせ数が多く大型に狙いを定められない嬉しい悲鳴の中、ルアーのサイズとアクションを変えてなんとかこの日の最大サイズを。
ウッド製高級ルアーも釣り過ぎて割れ、殉職しました。
余裕の船中150本オーバー(ライン緩めて船べりリリース多数・もちろん全てC&R)
近年まれに見るシイラの大群。
全員で1年分、いや5年分のシイラを釣り、ここ最近の腐った釣りの記憶を消し去る最高のシイラ釣りでした。欲を言えばもう少しサイズが出れば。
キハダとカツオはシイラ絨毯に阻まれてしまい姿を見れず。
イワシが手に入ったときに限ってこんなもんですね。
ショアの釣りは静かに黙々と狙うのが好きですが、気の合う仲間と楽しく釣れるオフショアもやめられません。
運も腕のうち??来年はもう少し魚と遭遇できるよう頑張ります!

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