燃えよ!エンドリケリー!!

2018/5/20

厄介な寄生虫  

多くのポリプ飼育者にとって寄生虫は頭の痛い問題です。
体表につくマクロギロダクティルス・ポリプティーに関しては、現在では駆除方法がほぼ確立していますのでさほど問題ではないのですが、厄介なのは内蔵寄生虫です。
特にワイルドコートのビチャータイプでは深刻な問題で、かなりの高確立でなんらかの内臓寄生虫を持っているんですよね。
自分のポリプが内蔵寄生虫を持っているかどうかどうやったら分かるのか?
先ずは水槽の徹底的な観察です。
一見白い糞のように見えるものの中には寄生虫の破片が水中に漂っている場合があります。
意外によく見かけるのが条虫の破片。
私も昔はこれ、消化しきれなかった小赤の背骨かなにかだと思っていたのですが後で条虫だと知り背筋が凍りついた思い出があります(;´∀`)。
そして、さらにおぞましい光景なのですが時としてポリプの肛門から寄生虫がニョッキリ姿を現す事もあります(゚∀゚)!

内蔵寄生虫は野生化のポリプにはどれもつきものですし、多くの飼育者は特に駆除もせずに長期間問題なく育てているのが現状だと思います。
ですから飼育しているポリプの食欲が良く、順調に成長している限り特に気に留める問題ではありません。
しかし、明らかに悪影響を及ぼしている例も多々見られます。
時として極端に食の細いポリプ、餌を食べても全く太らないポリプ。
基本ポリプは環境の変化に鈍く、健康な個体は水換え直後でも平気で餌を食ったりする魚です。
もちろん生まれつき神経質な個体もいるでしょうが、いつまで経っても食が細過ぎる個体は一度寄生虫の存在を疑っても良いかもしれません。

内蔵寄生虫の具体的な駆除方法ですが、正直「コレ」といった決定打がありません(汗)
効果の高さでは有名なセラの「トレマゾル」あるいは「ネマトール」が挙げられますが、これらはいずれも日本での入手は出来ません。
どうしても欲しい場合はネットオークションで探すしかありませんが、それでも難しいでしょう。
一般的な方法ではディスカス用の虫下しハンバーグを使用するのが最も簡単なのですが、普通に量販店等で売れれている数百円程度の代物は正直全く効果はありません。
ディスカス専門店などで効果のあるハンバーグも一部扱っていると思いますが、どうも最近はこの手のものを扱っている店が少なくなっている傾向にあり、中々良いものは入手出来ないのが現状です。
また、以前ペットショップで売られていた犬猫用の虫下し薬を試しに使ってみた事がありますが、効果はありませんでした。
後は人間用の薬で「フラジール」や「プラジカンテル」という成分の薬を使う方法があります。
効果は確実ですが、なにせ人間用なので魚に使用する用量や使用法などは誰も教えてくれません(笑)
入手法も含めてあくまで自己責任で試して下さい。

最後に、寄生虫駆除に私がいつもやっている方法を紹介しておきます。
ただし、魚にも人間にも危険を伴うやり方なので、真似する場合は「あくまで自己責任」でお願いします。
使う薬はパラザンDかグリーンエフゴールド液体です。
この原液をスポイトで吸い取り、ポリプの口から強制的に飲ませてしまいます。
オキソリン酸は本来細菌性疾患を治療するための抗菌剤ですから、寄生虫用ではありませんが何故か一定の効果があるのです。
ただ、普通に薬浴させる程度では濃度が薄すぎるためか全く効きませんので経口投与するのです。
ポリプを衣装ケースやタライに一旦移し、スポイトを口元に持っていって一気に流し込みます。
もちろん暴れますから言う程簡単ではありません(笑)
ただ、常に暴れっぱなしという訳でもありませんから、上手く落ち着いたタイミングを見計らい一気にやっちゃってください。
私の場合は鼻管や鰭の再生手術の度に60や70オーバーのポリプと格闘していますのでこの手の行為は慣れっこなのですが、慣れていないと間違いなく血をみるのでくれぐれも気をつけて下さい。

ともあれ、日本ってまともな魚病薬一つ入手出来ない「後進国」なんです。
魚を診てくれる獣医だって皆無です。
しかし、趣味としてアクアを選んだ以上我々飼育者には病気になった飼育魚を「回復させる義務」があると思います。
なので私はたとえどんな手を使おうがあらゆる手を尽くす、をモットーにしています。
同意は求めませんが....
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