この度の東日本大震災の発生により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。
並びに、必死の救助に当って戴いている多くの方々の努力に感謝するとともに、期待せずにはいられません。
震災時より繰り返し又は新しく放映されるTV画像には大きなショックを受けますが、建築を生業としている者としては、特に、
津波に対する建築物(特に木造)の無力さには脱力感を禁じえません。
震災が起こるたびに見直される建築基準法により、近年の建築物は強くなり、耐震に対する建築物の耐力は発揮されたと思いましたが、
所詮、津波に対して何も出来ないのか?という無力感にさいなまれます。又、自然及び
生きている地球に対するちっぽけな人間の限界は何とも言い表せぬ思いです。
ただ、自然の当然の営みとも言える驚異的な災害は仕方がない場面もあるとして、
原子力発電施設を巡るトラブルは、緊張感の無いような担当官(保安委員)らが映し出されるたびに、人災と思わざるを得ないはがゆさを感じ、日本人を含め便利に安易に電気を使用している人類にツケが回ってきたようでなりません。
ただ、現時点で手をこまねいて傍観する事しか出来ぬ私ですが、ただ批判する事だけにとどまらず、被災された方々に少しでもお役に立てるべく、何ができるかを模索し、未来に対して継続して研究継承できればと思っております。
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身勝手な言いぐさかもしれませんが、じっと家で過ごすこともためらわれ、
相変わらずMTBで山に入りました。
この日は、新しく取り付けたGPSのテストを兼ねて、近場の稲佐山を中心として走り回りました。
先ずは、いつもの小江原林道を通り、稲佐山の展望台へ
次にTV塔下より伸びる痩せ尾根を伝い大浜方面へ
もう数年以上前、このルートを探索したのですが、時間切れで引き返したこともあり
今回は何としても道を見つけつなげたいと思ってルートを進めました。
途中、前回も横断でチョット緊張した場所も・・

・・・何とか通過
もうしばらく進んで、前回迷った場所も何とかクリアーし
最後は急勾配に緊張しながらも予想した大浜側の下山口に出ることができました。
アスファルトを下り、遅めの昼食を取り、今度は別ルートを稲佐山に登りあがる

谷沿いの小さな川を何度も横断し登りあがる
このような自然の道は自転車を押しても登りやすいが
頂上直下にはコンクリートの枕木が階段状に整備してあり
何とも進みにくい、結局 肩に担いで担ぎあがることになる
続いて頂上より今度は春木側(権現岩)に下る

権現岩前にアンセムを止め
権現岩から下界を眺めて一休み
もう少し谷間を下れば、今日のルートも終わる
前回張り出した岩屋の下をくぐったのが印象的な下山口だったのだが
どこで、道を間違ったのか味気ないコンクリート階段が下山口となってしまった。
GPSの履歴に残った、本日の全ルート
高度(勾配)は
なかなか道無き山道故、車道を進むカーナビのように
便利に道を進めるわけではないが
山行きの履歴を残せるのは、帰ってからのお楽しみが増えそうが、
MTBラリーに有効かどうかは、来週いやでも判明するでしょう。

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