7月17日 多良山系ハイキング
前回の小雨の舞岳から2週間後
本日は快晴の中のリベンジ登山
前回の舞岳初ルートとともに、
もう一つ気になっていたルートで登ることにする
そのルートは
黒木から「大モミの木」を通り中岳を目指すルート
以前、黒木から五家原岳に登るさい途中で「大モミの木」への
案内看板を見てから、気になっていたルート
今回はその案内看板に従って登ることにする

案内で左折し川を渡る
本日のルート
&高度
ルートは前回の舞岳よりあまりハイカーが訪れないのか、
踏み跡がかなり解りずらいが
標識やテープがあり迷うことは無いだろう・・大モミの木までは・・
500mの案内板からなかなか近づけないが
斜面をツヅラ折に登ると
目指す、大モミの木に行きつくことができた
本日の「大モミの木」ルートは、
今日は一番乗りだったらしく
行く手は
蜘蛛の巣に覆われ
短パンにノースリーブの服装は蜘蛛の
糸に絡まれ常に2〜3匹の
尺取虫が体をはい回り
しばらく献血は出来ないくらい、皮膚に止まった
蚊に血を進呈しながら進むことになる
(しかし、短パン半袖が好きなのであった)
モミの木に出会って、目的が半分達した感もあり
次の目的地の中岳はちょっとつらいものがあった
というのも、景色は開けぬし、45°以上の斜度の雑木林の中を
ただ、上に進む単調なルート

こんな景色がずっと続くのみ
踏み跡も殆どなくやわらかい斜面の泥で登りにくい
やがて、その単調さも手伝って
たまにあったテープのルート標識も完全に見落とし
登山道を見失っててしまった。
地図やコンパスでもこの上に中岳があることは確かで
登りさえすれば良いのだろうが?
初ルートでもあり慎重を期して
登ってきたルートテープの位置まで降りてみるが発見できない
退路も絶たれた感じ?
(だだっ広い斜面で尾根でもないのでわかりにくい)
結局 あきらめて登りあがり、
めでたく中岳を発見するが
※帰宅後GPSを確認すると、以前の位置まで降りたつもりが
左に下っており、発見できないのは当然であった
下り続けると迷っていたかもしれない。
尾根沿いでは左に経ヶ岳が木々の間から見えるが
五家原は望みにくい
中岳から五家原から伸びる登山道にぶつかり金泉寺に向かう
既に3時間近くもかかっており、腹の減り具合が尋常でない
連休と好天も手伝ってか、金泉寺は50名はいるのでは中と思われるほどの賑わい
12時を少し回り到着
さっそくお楽しみのコンビニ昼食

冬ほどラーメンは美味くないが、それでも平地の5割増しの美味さ
100円ビールは背負ってきた事もあり10割アップの美味さ!!
30分ほど休憩し、次の目的地に・・
と、ここでこの山の常連さんに声をかけてもらったので
西岳へのルートを尋ねると、やはり尾根筋を左に登れば良いみたい
しかし、経ヶ岳には同じ道を下ったほうが良いとの事
金泉寺の上にあたる西岳も以前から気になっていた山だったが
昼食後 脚が軽くなったのかあっけなく到着
(もともと金泉寺の標高が高いのと、西岳があまり高くないからか?)

灌木で景色は開けないが、隙間から経ヶ岳や五家原が見える
登ってきたルートを下ろうとしたが、
頂上から北にしっかりした踏み跡があったのでそのルートで経ヶ岳方向に下る
常連さんのお言葉に背くことになりちょっと気が引けたが
気持ち良く下れ、中山峠に至る登山道と交わることができた
(一つ新しいルートを開けたようで、気分UP!!)
中山峠に2時頃到着し十分経ヶ岳に登る時間の余裕もあるので
直登よりは平谷越えルートへ進む
平谷越えに到着した頃、
ちょっとへばっている自分を確認できたが
経ヶ岳まで20分ほどの岩場登りは好きなルートだ
3時過ぎ、経ヶ岳山頂到着、登りついたときはハイカーが一名
しかし、すぐに一人っきりになり独占
2週間前の頂上とはうって変わり、素晴らしい景色が広がっている

多良岳と上空に漂う印象的な雲
頂上の景色を堪能し、つげ尾に下る
登ってきたことは何度かあるが、下りのルートは初めて
標識もしっかりしていて、迷うこともなかったが
つげ尾から1キロ程の下りのがら場は結構つらいものがあった
疲れがたまってきつつあるのか?、
下りが下手なのか?
高度も下がるに従い気温も上がっているのか汗が止まらない(下りだというのに)
下りは2本ポールが良いかもしれない、今度試してみたい
どうにか、がら場をやり過ごして黒木のふもとへ出て、
アスファルトを歩いていたら、朝から挨拶した地元の方が覚えていたらしく
「一周回ってきたんだ〜 よう、歩いた・・」と声をかけていただいた
どうやら、五家原岳まで行ったと思われたらしい?、
本当はちょっと内側を一周したのだが、まあ〜 そういう事にしてしまった。
(次回でも、そのルートをやっとかなきゃ、ちょっと気が引ける)
約8時間のハイキング、
天候も含めて最高のハイキングであった、
サンクス!!。

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