調子を取り戻したET3、これで修理完了。調整中は外しておいたカバーなどを取付けて完成。それで最終確認走行に出ました。かかりもよく調子よくシフトアップしていき4速に入れたら、“ウィーン”とエンジン回転が上がりました。ギア抜けです。もう一度シフト操作、やはり、“ウィーン”と抜けます。手でレバーを抑えているしかありません。
シフトケーブルのエンドがずれてしまったのか?そんなことはないハズ。戻ってカバーを外してチェック。ケーブルエンドスクリューが緩んだりはありませんでした。すこし4速側の遊びを少なく調整して走行。もうばっちりです。じゃこれで終わりと、再度カバーをつけて走り出すと、“ウィーン”。ここでカバーが原因かと気が付きます。
カバーを別のET3の物と比較してみました。すると、ケーブルエンドスクリューの先部分を通す穴が開いていました。ここを通すかどうかでギア抜けが起こるとは思われません。じっくりカバーを見ていて発見しました、違うところを。エンジンへの取付ネジのボスがギア抜け品は円柱です。別のET3の物は、円柱が半分切りかかれていました。これはどうして?実車のメカをよく見ると4速に入れた時レバーと取付穴が非常に近いのです。スキマを確保するために切りかかれていたのです。早速ギア抜け品のカバーを半円柱に加工して取り付けたところ。ギア抜けは無くなりました。
まだ不調は続くのか?

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