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2010/5/1

新しい公共  ニュースより

 国会の参議院の中継を見ました。

 興味のある方はこちらからぜひご覧ください。
 (キーワード:シュタイナー、会議名:文教科学委員会、日付:2010.3.30)

 以下、その議事録からの抜粋です。
 山下氏:全文はこちら
―総理には、最後ちょっと是非確認させていただきたいという、こういう場がなかなかございませんのでね、新しい公共でございます。
 私は、これは非常に重要な視点だというふうに思います、新しい公共。それは、一月の総理の演説でもおっしゃいましたけど、冒頭に教育とおっしゃっております。教育や福祉や様々なNPO法人等の役割は大きいと。特に、教育における、不登校の方々を補完、サポートしているNPO、ございます。貴いお仕事をされております。また、シュタイナー学校等の新しい教育の中身に対する、日本の学習指導要領はちょっと違うけれども、新しい実験的試みを、特区としてそういうことも応援しようというのもありますし、NPO法人がそういう試みをされている場合もございます。
―略―
 教育はやはりそういう権力とか政治とかに影響されない、純粋の教育的な意欲、子供たちを教えたい、学ばせたいという、そういう意志で学びの場所をセットするということは大事やと思うんです。
 ―略―
 これほど公教育が、機能不全とまで言いませんけど、なかなか国民の支持が得られない状況になっていったら、非公務員型で、こういうNPO等の住民が主体的に支えている学習施設の役割は極めて重要で貴いと。こういう二十一世紀は教育の在り方を国もきちっとやはりよく分かった上で、例えば税控除も含めまして、そういう支援の仕方があっていいのではないかと。
 総理の御所見をお伺いしたいと思います。

 鳩山総理大臣:全文はこちら
―一部抜粋―
 さらに、今お話がありましたように、NPOの皆さんの中で、不登校の方々に対して熱心に頑張っておられる方々もおられますし、今シュタイナーの教育の話もされました。私もシュタイナー教育など大変重要だと思っております。なかなかこういったシュタイナーの学校に対して国としての今日までの支援というか考え方が十分ではないなと歯がゆく思っておったところでもございます。そのような中で、新しい公共という発想で、私ども、こういった彼らのすばらしい、ある意味での高邁な思想に基づいた仕事に対して、政府がそれとなくうまく支援する道を考えるべきだと思っておりました。

 この審議で私が感動したのは、最後の一文。(アンダーラインの文章です。)

 鳩山総理の発言で有名になった友愛。友愛は経済活動の領域においての理想。
 じゃあ、教育は何かと言うと、精神の領域にあるもの。精神の領域においては日本国憲法でも自由が理念ですね。
 なので「それとなくうまく支援する道」と言う言葉には、現在の日本のトップダウンの教育ではない教育の必要性を、教育内容に国が介入することなく「精神の自由」に向う必要性を感じていらっしゃるのだなと感じました。

 精神の活動の領域に国の許可がいるとなると、これは実は社会主義的な発想です。
 そういう意味では、国の学習指導要綱に沿った学校だけが学校法人として認められている事自体、戦前の教育から戦後の教育と本質的には変わらない質を未だに引きずったままということになります。

 当然、オルタナティブな学校設立にはたくさんの困難がありました。今も通学定期はおろか、学籍さえも認めない市もありますから。

 シュタイナー学校の経済的な壁が無ければ学校をやめなくても良かったかもしれない。子どもたちごめんね。けれども、精神の自由を実践するためには経済的な自立をどうするか?という問題と取り組むことは必須の道のり。きっと、やめざるを得ない状況になったことは私の課題でもあるのでしょう。
 教育に関して、政府の経済的支援を受けることが、精神の自由の妨げにならない方向に時代が動いているならうれしい限り。
 だから、次の世代には「選択肢」ができるように、人間の本質についてもっと理解が進むように、私のできることを地道に続けていきます。この審議のそれぞれの発言には、そのための小さな光をみたような気がします。

 人間が「個的であることへの探求」が、天王寺ナーサリーの活動の原動力なのかもしれません。

 

あ、ついでに追加で一言。

鳩山首相殿。
    私は日本にアメリカの基地は要らないと思っています。
 
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