2010/10/27
プレイクラス・レポート2010秋 プレイクラス
今日はプレイクラスの日でした。
4月に集まった2歳3歳4歳の子どもたちは、みんなお誕生日を迎え、3歳、4歳、5歳になりました。


5歳を迎えた男の子は9月から幼稚園に行き始め、この秋は初めての運動会を体験されたようです。

9月からは3歳、4歳の二人の子どものクラスになりました。
10月半ばには3歳さんのところに赤ちゃんがやってくるので、お休みになりましたが、入れ替わりで、10月にベトナムから一時帰国されている3歳の女の子が参加し、ナーサリークラスから2歳の女の子がこちらのクラスにも参加するようになり、今日は3人のクラスでした。

ぬらし絵のあとはいつもの公園へ。


触覚、生命感覚、自己運動感覚、平衡感覚、身体の感覚の発達を一人一人見て、お母さんにお伝えしています。

土の坂道や、

木々の中を探検中。
どの国で生まれて、どの国で育つとしても、最初の7年間に育まれる、守られるべきモノは子ども自身の身体への信頼感だと思います。
多種多様なものに触れることで「それ」が何かということを「身体で」知覚でき、使えるようになります。
多種多様なモノに触れることができない、もしくは機会がないまま2歳を迎えると、子どもの発達に影響が出てきます。
子どもにとって、自分の腕で自分の重さを支えられる、こけそうになったときは手が使えることは身体が知覚していくのですが、「触れる」ことが少ない子どもは、何かに触れることに警戒をするので、体が重く堅く感じることでしょう。
体が重く堅く感じている子どもは、歩くのを嫌うようになります。
歩くことは常に身体のバランスをとること。フラットではない場所を歩くことでバランス感覚は確かなモノになっていきます。この身体のバランス感覚を使うことは聴覚の発達に不可欠です。聴覚の発達が未熟なままだと言語に関する発達も関連していきます。
歩くことの本質はどのようなものでしょうか?足を使うということは、「意志」を使うということです。「頭でっかち」という言葉がありますが、足が使えないことをうまく表してるなあと思います。
すべての発達に関して共通の法則があります。それは、
「すべての器官は、正しく使うことで、正しく発達する」ということです。
そして、このような様々な感覚を発達させるために、大人が忘れてはいけないことがあります。
それが子どもの自己運動感覚の存在です。
自己運動感覚とは運動能力の良さとは違います。この質の違いを子育て中の親御さんには是非知っていただきたいと思っています。その子らしさを開花させる土台、または人生を切り開く力はこの自己運動感覚が重要な役割を果たすからです。
5
4月に集まった2歳3歳4歳の子どもたちは、みんなお誕生日を迎え、3歳、4歳、5歳になりました。


5歳を迎えた男の子は9月から幼稚園に行き始め、この秋は初めての運動会を体験されたようです。

9月からは3歳、4歳の二人の子どものクラスになりました。
10月半ばには3歳さんのところに赤ちゃんがやってくるので、お休みになりましたが、入れ替わりで、10月にベトナムから一時帰国されている3歳の女の子が参加し、ナーサリークラスから2歳の女の子がこちらのクラスにも参加するようになり、今日は3人のクラスでした。

ぬらし絵のあとはいつもの公園へ。


触覚、生命感覚、自己運動感覚、平衡感覚、身体の感覚の発達を一人一人見て、お母さんにお伝えしています。

土の坂道や、

木々の中を探検中。
どの国で生まれて、どの国で育つとしても、最初の7年間に育まれる、守られるべきモノは子ども自身の身体への信頼感だと思います。
多種多様なものに触れることで「それ」が何かということを「身体で」知覚でき、使えるようになります。
多種多様なモノに触れることができない、もしくは機会がないまま2歳を迎えると、子どもの発達に影響が出てきます。
子どもにとって、自分の腕で自分の重さを支えられる、こけそうになったときは手が使えることは身体が知覚していくのですが、「触れる」ことが少ない子どもは、何かに触れることに警戒をするので、体が重く堅く感じることでしょう。
体が重く堅く感じている子どもは、歩くのを嫌うようになります。
歩くことは常に身体のバランスをとること。フラットではない場所を歩くことでバランス感覚は確かなモノになっていきます。この身体のバランス感覚を使うことは聴覚の発達に不可欠です。聴覚の発達が未熟なままだと言語に関する発達も関連していきます。
歩くことの本質はどのようなものでしょうか?足を使うということは、「意志」を使うということです。「頭でっかち」という言葉がありますが、足が使えないことをうまく表してるなあと思います。
すべての発達に関して共通の法則があります。それは、
「すべての器官は、正しく使うことで、正しく発達する」ということです。
そして、このような様々な感覚を発達させるために、大人が忘れてはいけないことがあります。
それが子どもの自己運動感覚の存在です。
自己運動感覚とは運動能力の良さとは違います。この質の違いを子育て中の親御さんには是非知っていただきたいと思っています。その子らしさを開花させる土台、または人生を切り開く力はこの自己運動感覚が重要な役割を果たすからです。
