*菜の庭学舎*は、 天王寺ナーサリーとして、乳幼児の発達と親の学びの親子クラスと新生児の訪問ケアを、天王寺学舎として小学生クラス、大人向けのアントロポゾフィーの講座を開設しています。 場所は大阪市内、天王寺周辺。 すべての講座に関してのお問い合わせ、お申し込みは、kodomonojikan_osaka★yahoo.co.jpもしくはフェイスブックのメッセ−ジでご連絡下さい。(★を@に変えて下さい。) フェイスブックではクラスの様子をお伝えしています。 https://m.facebook.com/kodomonojikan.osaka/

2013/7/27


【2013年夏のコドモノジカン】

7月26日は錦織公園へ行きました。

近鉄阿部野橋から30分で滝谷不動駅です。そこから約20分で南口に着きました。

現地に朝9時に集合して6組みの親子が一緒に歩き始めました。
歩き始めて感じたのが「何?この思い空気感・・・」ということでした。

歩き始めの時に、皆さんはどんなお気持ちでしたか?

お母さん達の顔はの表情は硬くため息すら漏らしていらっしゃる方もいました。

子ども達はその雰囲気の中歩き始めましたが、足取りは重くぐずる声が聞こえてきました。

舗装されている道から、自然な山肌の道に入っていきました。

上り坂や階段は子どもは自分ひとりで歩いた方が楽しくて安全で、身体が目覚めて居れば手をついてでも自分で昇ろうとします。お母さんの手を離せない子どもはまだ身体が目覚めて居ないのです。触覚が目覚めて居なければ地面に手をつくことを拒絶したり手すりを持つことすら拒絶します。


手を繋ぐ必要があるのは予測不可能な交通事情のある道です。

途中で2組の親子と合流しました。

ぐずり続ける子どもが何人か居る中、私は背中でそれを聴きながら、子どもの手のひらくらいの大きさの葉っぱを取って「パン!」という大きな音を出す遊びを始めました。興味を引かれた数人の子ども達がそれをマネしようと試みていました。

その次は蔓をみつけて採取します。小さなかごができるくらい集めました。
が、同じように木や蔓に触れる子どもはいませんでした。

アスレチックのある広場について荷物を下ろしました。

私は蔓でかごを編みました。最初から最後までその作業をずっと見ていた女の子にそれを手渡しました。

公園に着いてから2組の親子が合流しました。

12時半頃にはお昼寝がある子ども達はお帰りの時間ですよ、と促しました。
電車で来た子ども達は駅まで、車で来た子ども達は駐車場までそれぞれ20分〜30分歩いて行きました。

生活のリズムが安定していると、この日のようなスケジュールで、2、3歳児はこれくらい歩けます。それ以上ならもちろんですが。

楽しそうに遊んでるから、未だ帰りたくないと言ってるからという子どもの表面的な要求に応えてお昼からも長く居ると帰りは当然のことですが疲れ切って歩けません。このように過ごしてしまうと歩く機会が減るので体力や歩く力はつきません。さらに子ども達は目的地に滞在する事だけに意味を見いだします。行くこと帰ることには意味を見いだせません。目的地に着くことだけ、そして極端な場合は公園で遊んでいる最中に「次はどこに行くの?」「何時に帰るの?」「公園から帰ったらどうするの?」というような問いを次々に発します。

その場にとどまって「今」を感じることも楽しむこともできなくなるのです。

大人のサービス精神で、結果「子どもが寝るまで遊ばせるだけ」、という今の風潮は本当に子どもが自立は向かうのでしょうか?

6歳と5歳の子どもが、他のみんなが帰った後、休憩所の後の崖を登って遊んでいました。
わずかに傾斜があるもののかなり垂直にちかい4メートルほどのその崖を砂埃を上げながら登ったり降りたり。

そして2時過ぎにはみんな帰路につきました。


歩くことは単に脚力をつけるためだけのものではありません。

確かに幼児期の今はしっかりと歩けるようになることが目標です。

けれど、

クラスでいつもお伝えしていますように、「歩む」という言葉が広い意味での意味するところに繋がるから、大切なのです。

私は歩める。
私は私の行きたいところまで歩める。
私は私の知らないところに私が行きたいから、私が行くために歩む。
私の歩みは進むべきときも、止めるべきときも、私が決める。



「人生の歩み」



身体の目覚めが、その後の人生に及ぼす影響がどれほど大きいか。


夏は子ども達の身長が伸びる季節です。
子ども達にとって「昨日の私と今日の私は(身体が)違う」ということを忘れないようにお過ごしください。


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