2014/11/18
ナーサリー・レポート 2014.11 天王寺ナーサリー便り
これまで天王寺ナーサリーでは、
@新生児のおくるみの必要性(反射運動から自己運動感覚の覚醒へ)
A1日の体温の推移のあるリズム(昼11時頃を高温のピークとする体温の変化)
についておやごさん方に説明してきました。
この2点をきちんと実行する事で、顔色の血の気のなさ、顔色の青さ(眉間眉横の青筋)、
アトピー、食物アレルギー、喘息、繰り返す中耳炎、寝汗、
おねしょといった状態が改善され、数ヶ月間も不登校(小学生)だった子どもが
数日で自ら登校するようになったりと、身体状態は大きく改善されてきました。
しかし、子ども達の身体「発達」の停滞・遅滞はなかなか改善されず、
子ども達の模倣の衝動という生まれ持った能力が「言語」だけに向けられ、
人間の身体の「動き」が模倣により身につくはずの年齢で身についていない現状の
根本原因は何か?とずっと問いを持っていました。
模倣の衝動を持っている子ども達は動きを見ればそのように動けるようになるのです。
なのに身体的が器用になっていかないという事は、
そもそも「大人や周りの人の動きそのものを観れていない」事にあり、
では「何故、観れていないのか?」というのが私にとって最大の謎でした。
家事はほぼ指先だけでできる時代ですから、
模倣する動きそのものが少ないことは当然ですが、
それ以上に、3歳を過ぎてもキチンとお箸を持つ事ができなかったり、
衣服、靴等の脱ぎ履きができなかったり、階段の上り下りが不自然だったり、
機械的な四肢の動き、おもちゃで遊ばず投げる、部屋をうろうろするだけ、
ずっとしゃべっているが内容が無い又は要求を次々投げかけるだけ、という、
4歳、5歳、6歳と年齢が上がっても、
このような「反射運動的に身体が留まり、能動的な動きが薄い」状態が続く子どもが
圧倒的に多いことが気になっていました。
そのような身体状態のまま、小学校の時期を迎えてしまえば勉強どころではありませんね。
そして上記に@とAをしても改善しにくかった、昼間の頻尿、
または頻尿とセットのおねしょ、あらゆるチック、活動時間帯の指しゃぶり、
一度完全に治ってもまた再発するアトピー、
そして幼少期から繋がる学童期になってからの新しい事に対する慢性的な消極性を
持続させてしまってる原因を
やっと
掴みました。
11月のナーサリーでは全てのクラスで この事をお伝えしています。
私にとっての「子どもの様子を観る」という事と、現代の20代、30代、
そして40代の一部のママ達の「子どもの様子を見る」その視線の先が全く違っていた事に
やっと気付いたのです。
この現代的な視線の向け方こそ、
子ども達の身体発達に大きくブレーキをかける原因だと確信しました。
あまりにもこのささやかな日常的な対応が原因だったことに気付いた時は、
衝撃で言葉も出ないほどでした。
今月半ばからこの視線ことについて、お母さん方に実践してもらっています。
本当にそれで子ども達の発達に変化があるかどうか?
しっかりと子ども達の様子を追っていきたいと思います。
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@新生児のおくるみの必要性(反射運動から自己運動感覚の覚醒へ)
A1日の体温の推移のあるリズム(昼11時頃を高温のピークとする体温の変化)
についておやごさん方に説明してきました。
この2点をきちんと実行する事で、顔色の血の気のなさ、顔色の青さ(眉間眉横の青筋)、
アトピー、食物アレルギー、喘息、繰り返す中耳炎、寝汗、
おねしょといった状態が改善され、数ヶ月間も不登校(小学生)だった子どもが
数日で自ら登校するようになったりと、身体状態は大きく改善されてきました。
しかし、子ども達の身体「発達」の停滞・遅滞はなかなか改善されず、
子ども達の模倣の衝動という生まれ持った能力が「言語」だけに向けられ、
人間の身体の「動き」が模倣により身につくはずの年齢で身についていない現状の
根本原因は何か?とずっと問いを持っていました。
模倣の衝動を持っている子ども達は動きを見ればそのように動けるようになるのです。
なのに身体的が器用になっていかないという事は、
そもそも「大人や周りの人の動きそのものを観れていない」事にあり、
では「何故、観れていないのか?」というのが私にとって最大の謎でした。
家事はほぼ指先だけでできる時代ですから、
模倣する動きそのものが少ないことは当然ですが、
それ以上に、3歳を過ぎてもキチンとお箸を持つ事ができなかったり、
衣服、靴等の脱ぎ履きができなかったり、階段の上り下りが不自然だったり、
機械的な四肢の動き、おもちゃで遊ばず投げる、部屋をうろうろするだけ、
ずっとしゃべっているが内容が無い又は要求を次々投げかけるだけ、という、
4歳、5歳、6歳と年齢が上がっても、
このような「反射運動的に身体が留まり、能動的な動きが薄い」状態が続く子どもが
圧倒的に多いことが気になっていました。
そのような身体状態のまま、小学校の時期を迎えてしまえば勉強どころではありませんね。
そして上記に@とAをしても改善しにくかった、昼間の頻尿、
または頻尿とセットのおねしょ、あらゆるチック、活動時間帯の指しゃぶり、
一度完全に治ってもまた再発するアトピー、
そして幼少期から繋がる学童期になってからの新しい事に対する慢性的な消極性を
持続させてしまってる原因を
やっと
掴みました。
11月のナーサリーでは全てのクラスで この事をお伝えしています。
私にとっての「子どもの様子を観る」という事と、現代の20代、30代、
そして40代の一部のママ達の「子どもの様子を見る」その視線の先が全く違っていた事に
やっと気付いたのです。
この現代的な視線の向け方こそ、
子ども達の身体発達に大きくブレーキをかける原因だと確信しました。
あまりにもこのささやかな日常的な対応が原因だったことに気付いた時は、
衝撃で言葉も出ないほどでした。
今月半ばからこの視線ことについて、お母さん方に実践してもらっています。
本当にそれで子ども達の発達に変化があるかどうか?
しっかりと子ども達の様子を追っていきたいと思います。
