夏の試合ですが考えないといけない対策は「熱中症」「痙攣=つる」の対策を取り敢えず考えてみましょう。
熱中症対策
認識しないといけないのは、
血液のクールダウン
脳に向かう血液の温度が上がってしまうと、脳がきちんと機能しなくなる、呼吸、発汗等々障害が出てくる。
>首筋を冷やすのは、頭に向かう血管を冷やすことになるので非常に効果的です、また首筋は皮膚がそれほど厚くはないので、効果的に冷却出来ます。
チェンジコート時にアイスノン、アイスパックで冷やしましょう、また直接冷水をかけるのも良いです、私はアイスボックスにそれ用の水を用意していきます。
また人によってはお奨めできませんが、冷やしたタオルを胸に、ダイレクトに心臓をクールダウンさせると極限下では、本当に楽になります、心臓の弱い人は刺激が強すぎる場合があるかもしれないですが。
またチェンジコート中は難しいかと思いますが、鼠径部、脇の下も血液のクールダウンには適した部位です。
痙攣(つる)
認識しないといけないのは原因
筋肉を動かすのは脳からの電気信号、この電気信号を伝えるのに必要なのが「電解質」この体内の電解質が、脳からの電気信号を筋肉に伝える役目をしています、カルシュームであったり、マグネシューム、等々です、これの体内のバランスが崩れると、電気信号が正しく伝わらなくなり、痙攣等の異常な動きを筋肉がしてしまいます、これがメカニズムです。
では何故電解質のバランスが崩れるのでしょうか?これは”発汗”です、汗で体外に電解質が出ていってしまう、結果体内の電解質のバランスが崩れる、と言う事です。
汗をかかないわけには行きません(体温が上がってしまいます)、出て行った
電解質を随時補給すると言う事が必要になります、つまりスポーツドリンク等は必須です、お茶や、水だけ飲んでいては電解質のバランスは悪くなる一方です、水分だけ補給しても駄目です、スポーツドリンクのように電解質が含まれているものも取るようしたほうがいいです。私は猛暑の時には500mlの水、500mlのスポーツドリンクを1セットで取るように目安にしています。
後は誤解があるのが、塩分補給、上記から分かって頂けると思いますが、塩化ナトリウムをとっても解決しないということです、塩分補給ではなく、電解質を補給。
岩塩、自然塩等の電解質が体液のバランス、海水のバランスで含まれているものなら、効果はあると思います、後は黒砂糖等でもミネラル分取れますし、単純にマルチミネラル等のサプリメントで取るのもおすすめです。

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