ウエイトトレーニング、筋繊維を太くして、筋出力を上げる!それが目的ではあります、でも身体の反応の中で筋繊維が太くならなくても、或いは太くなる前に感じる事が出来る変化あります。
例えば上腕三頭筋、二の腕の部分ですね、サービスで下半身や体幹部分で作ってきたパワーをラケットに伝える(スイングスピード、方向)際の鍵となる筋肉です。
肘を肩の関節と同じ高さ(立位でも、座位でも、寝ても)かそれ以上の位置において行う種目では、それを行う事によって、下半身、体幹部分のトレーニングの結果と相まってパワーアップするはずです(スイングスピードという結果に)、でも、この筋収縮を行う(三頭筋の)ことによって、ここに刺激が入る事によって、現在ある筋力が効率良く動くという事も起こります、つまり筋繊維が太くならなくてもスイングスピードが上がる、と言う事です。
条件はあります、正しい身体の使い方が出来ている、基本的な身体が出来上がっている、こういう条件下であれば、筋繊維に刺激が入れば、筋出力が高まります、そしてスイングスピードの向上につながります。
動きを理解して、トレーニング時にその動きを意識しながらトレーニングを行えば。効果は高まります、逆に実際の打球時にトレーニングの動きを考えて打つ、そういう事も大事です。

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