良くラケットがへたる、へたった、と言うことを言ったり、聞いたりはしませんか?
昨今のラケットは経たらないよ、へたるのはウッドの頃の話、と言う人もいる。
事実はへたるに至る期間の個人差はあっても、
ラケットはヘタリます!もし使わなくても長期(何年間のレベル)放置(特にガットを張った状態で)すれば使っている物ほどではないですが、緩やかにヘタリます。
へたるとはこんな感じです(当然使用状況、感じ方の違いはあります)
サーブの際に 狙った所より大きくなる、それで少し抑えようとすると、ネット・・・・(これは通常アジャヤストできる物が出来ないと言う意味です) これはヘタリが来て、ラケットの動き(悪い意味でのしなり)大きく、且つ一定ではなくなっている状態です。
又ストローク時に 少し真ん中をはずした時にフェイスのぶれが大きくなり、今までは何とか押し込めていた球が、ガシャッてとんでもない所に飛んで行く。これも原因は上記と同じで、今まではフレームが踏ん張ってくれた物が、踏ん張れないで面がぶれて、コントロールが効かない状況になります。
後はタッチショット、ドロップショットや、ドロップボレー時に、しなやかなしなりが無く、硬化したような打感になり、今までより飛ばなくなり、コントロールや、インフォメーション(どうあたっている、どうフレームやガット動いている)が怪しくなる。
起こる変化としてはこんな感じですね、ラケットによってはクラックが入ったりもします、まぁクラックが入れば使用中止するでしょうが、そうでないと何となく使い続けますよね?又変に硬くなったり、変な振動が出る物もあります、そうなると肘や、手首、肩に来る場合もあり得ます、同じラケットでの新品と打ち比べる機会があれば、「マジですか?」と言うくらい違い、違うと分かると思います、だんだんヘタって来るので分かりにくい事が多いです(急激に最後の一撃で激変するケースもあります)。
いずれにしても、強引な言い方ですが、週2〜3回で2本使用なら、男性2年(ハードヒッター、高テンションで張る人はもっと短い)、女性3年(2年?)くらい、選手なら2〜3本を1年くらいが目安ではないでしょうか?
後は良くガット切る人はヘタリも早いです、打つ以上にガット張ると言う事は、フレームに負担がかかります、ガットが切れてガットをはさみで切るときにぐっとフレームが動くのを感じた方居ますよね?張る過程では相当のフレームが動き(変形して)、最終的に正しい形、正しい負荷がかかるのですが、フレームには負担になりますから、張る回数がすくない方がフレームには優しいですね。(当然下手な張り師が張れば傷みが早いのは言うまでもありません)
ブリヂストンのラケット特に、X−BLADEはヘタリが来にくいです、以前使ったX−01もそうでしたから、W社の物よりヘタリにくいとは言えると思います、そのX−BLADEツアースペックもご臨終・・今週より、X−BLADEのミッド(92)の通常スペックにチェンジします、5本で2年保ちました、PS85は酷い時は年12本と言う年もありました。

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