吉そばのかき揚げそば、390円で、モーニング。
シネマヴェーラ渋谷「溝口健二ふたたび」1000円
「祇園囃子」
1953年、大映、85分。
男に弄ばれる芸者の世界を描く二本立て。
先輩芸者の木暮美千代の貫禄、妹分の若尾文子の若い可愛らしさ。
「祇園の姉妹」
1936年、第一映画社、68分。
池島ゆたか監督がリメイクしたピンク映画「援交コギャル おじ様に溺れて」と比較すると面白さ倍増。
援交のラスト、姉が去っていった恋人を思いだし、妹が姉の健気さに泣くシーンは祇園には存在せず。祇園の妹、山田五十鈴は援交の妹、河村栞よりドライで、戦前作品の方が凄みがある。
しかし、時代が変われど男と女の化かしあいは変わりませんな。

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