シネマヴェーラ渋谷「チバちゃん祭り!Sonny Chiba A Go Go!」1000円
「網走番外地 北海篇」
1965年、監督:石井輝男、東映、90分。
身代わりで服役しているチバちゃん、病気の母親の世話と組長に女房を寝取られた事を健さんに相談し、請け負う健さん。
フランス映画「恐怖の報酬」の設定に移動麻薬製造、男に捨てられた心中女、脱獄囚(杉浦直樹)、骨折した子供と母親
、エピソードをこれでもかと詰め込んでいるがキチッとまとめられている娯楽活劇。
チバちゃんは冒頭、刑務所内で健さんに相談する所までしか登場せず。
「激突!殺人拳」
1974年、監督:小沢茂弘、東映、91分。
千葉ちゃんは依頼された脱獄を成功させたが報酬が受け取れないからと志穂美悦子は300万で売られ、戦いを挑んだ千葉治郎は自らのミスで高層ビルの窓から転落死。
金が無いからと報酬を払わない兄妹が悪いのだが、千葉ちゃんの役はダーティな感じで潔い。
麻薬、人身売買等、東映テイスト満載だが、燃えよドラゴンも設定は変わらないので、唯一違うのは千葉ちゃんの大袈裟な気合い演技だけ。

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