パルコ劇場「志の輔らくご in PARCO 2015」6500円
14時35分、立川志の輔「スマチュウ」「月の鏡 二十四」
16時08分、仲入り
16時25分、志の輔「先用後利」
17時33分、終了
スマチュウ、大学生の甥が叔父に彼女連れの旅行代金の無心に来るが、話の途中で彼女とLINEで会話。それを咎める叔父のスマホを見つけた叔母が飲み屋の若い姉ちゃんとのLINEを発見し、叔父を問い詰める。甥を咎めた叔父もLINEをやっていて、どちらもスマホ中毒。
月の鏡二十四、円朝作のミステリー作品。落語にミステリーが無いのは客が理解しやすいよう事前に仕込みをするから。敢えて言うなら「饅頭こわい」はミステリー。テレビドラマ「24」にハマった話をマクラに、噺の途中で登場人物を四分割したスクリーンに映し、客の頭を整理させる。ところがこれを何度もやるので、余計に分かりづらくなったのは志の輔師匠の狙いか。
先用後利、他の地区でも売薬をやっていたのに何故、富山が売薬として有名なのか。その謎と売薬のシステムが普及してなかった頃の騒動。秘密を収集する隠密と思い込む店の番頭、笑えるが自分の立場になったら事前に商品を預け、売れた分だけ代金を貰うなんて信じることは出来ず、番頭の気持ちはよくわかる。後利は、行李の言い違いか。
新文芸坐「新春ゴジラまつり」1050円
「怪獣総進撃」
1968年、監督:本多猪四郎、東宝、89分。
キングギドラを操る宇宙人はキラーク星人だが、年末のブラック師匠の会で忠臣蔵の吉良と悪を足した名前と聞いたばかり。
封切時に見ているが、宇宙怪獣キングギドラを地球怪獣が総出で退治する設定だけは記憶してたが、細部は全く記憶無し。8歳では仕方ないか。
「モスラ対ゴジラ」
1964年、監督:本多猪四郎、東宝、89分。
放射能に汚染されたインファント島の守り神モスラが地球侵略する放射能怪獣ゴジラを退治する。
反原子力というテーマがしっかりした上にゴジラとモスラ、双子のモスラの幼虫との戦いが見応えある傑作。
ザ・ピーナッツの歌、宝田明と星由里子の微妙な関係、俳優陣も怪獣を盛り立てて良くやってる。

0