昨日の出来事。
早稲田松竹「走れ!少女たち!」1300円
「花とアリス殺人事件」
2015年、監督・製作・原作・脚本・企画・プロデュース・編集・音楽:岩井俊二、100分。
2004年「花とアリス」の前日談をアニメ化、吹き替えは当時の出演者を変更してないので、後日談ならアリだが、前日談は実写では無理。
無関係な爺さんと喫茶店に入り、パーティ会場ではハッピーバースデーを歌われ、公園でブランコに乗る。黒澤明「生きる」炸裂。
殺人事件、とタイトルにあるので陰湿な作品かと思いきや、中学生のボンヤリした軽いバカ話で、とても楽しかった。蒼井優の母親を吹き替えた相田翔子が、ツボ。
「幕が上がる」
2015年、監督:本広克行、119分。
三度目の観戦、何度見ても泣ける。
映画を見た後、急遽お誘いした某マイミク女性と「ワカコ酒」で紹介された老舗の餃子荘ムロに潜入。餃子は普通とニンニク入り、豚の骨付唐揚、バクト、ビールを数本で5000円。美味すぎる!
はちすか小六、飲み足りないので移動。飲み放題1500円と呼び込みの店長のまつ毛に惹かれ、入店。飲み続け、深夜バスで帰宅。
で、今日。
昨日、飲みすぎたせいで午前中は使い物にならず。昼過ぎ、四谷に移動し、ジャズ喫茶「いーぐる」で休憩。
四谷三丁目・橘屋「古今亭菊志ん 21年目の肯定Part 2」2000円
19時00分、三遊亭歌実「金明竹」
19時21分、古今亭菊志ん「マクラ(役者の稽古)」
19時30分、菊志ん「らくだ」
20時06分、中入り
20時15分、古今亭菊志ん「お初徳兵衛」
20時44分、菊志ん「強情灸」
21時00分、終了
歌実、かじつ、と読む。名前の感じから粋歌の弟弟子の女性噺家と予想したが、三遊亭歌之介師匠の弟子で鹿児島実業高校出身から名前が決まったそうだ。
菊志ん、マクラ。志らくの芝居に出た時、役者がやたや稽古する事に感心。自分のために勉強会を開いているが、CDプレーヤーが故障し、前座の出囃子は師匠のiPhotoに入っている音源を再生して使用。しかも予定した二席とは別にやるつもりだった噺(金明竹)を前座にやられてしまった。
らくだ、雨ん中のらくだ、からの影響だろう。らくだが凶暴になるキッカケの仲間外れエピソードを描く。長の目の半次からくだの家に来た理由は借金の申し込みではなく、仕事の紹介。どんな仕事なのか、気になる。
お初徳兵衛、珍しい噺で、師匠曰く、簡単に言うと「船徳」と「宮戸川」を足した噺。
強情灸、ネタ出しした二席とは別にサービスの一席。本当は金明竹を予定していたが、前座がやってしまったので変更。
らくだ、お初徳兵衛、共に不得手な噺と言っていたが、どちらも菊志ん師匠らしさが出た良い高座で久しぶりに古典落語を堪能した。
エリマキラーメンの看板がある一心ラーメン、支那そば700円。日本一の細麺らしい。営業開始が19時からで、前回来た時は行けなかったのだ。提供までの時間が短いのは良いし、オバちゃんがシンプルラーメンと言ってたが、確かにシンプルな醤油ラーメン。餃子や飯モノが無いのも潔い。ニンニクラーメンを食べたいが、次回は昼開催なので無理だな。

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