浅草木馬亭「浪曲定席木馬亭 平成28年8月番組」2000円
12時15分、国本はる乃、沢村豊子(曲師)「雷電初土俵」
12時32分、港家小ゆき、玉川祐子(曲師)「瑞巌寺物語」
13時00分、澤恵子、佐藤貴美江(曲師)「開化鰻屋草子」
13時25分、大利根勝子、玉川みね子(曲師)「花売り娘」
13時54分、仲入り
14時04分、東家孝太郎、水野金魚(曲師)「人情江戸っ子祭り」
14時28分、神田蘭(講談)「マクラ」
14時34分、神田蘭(講談)「岩亀楼喜遊」
15時03分、玉川奈々福、沢村豊子(曲師)「浪花節更紗」
15時43分、澤孝子、佐藤貴美江(曲師)「幽霊貸し屋」
16時20分、終了
仲入り前の大利根勝子さんからの後半が凄かった。孝太郎のノビのある節、明るい高座、渋谷らくごにピッタリ。帰り際、本人に渋谷らくごのアンケートに毎回、名前を書いている事が伝える。
神田蘭、わかりやすい講談。聴きやすい。
奈々福、孝子師匠は二人ともタップリ。この二人を続けて聴くのは、比較対象として勉強になる。奈々福の現代性とは違う、孝子師匠の古臭くない古典的な浪曲の良さ。
新文芸坐近くの博多天神直営16号店、ラーメン500円、ライス100円、替え玉一玉無料。久しぶりに食べたが、相変わらずマアマア。
新文芸坐「映画と共に闘い続けた独立プロの二人の巨匠 第2部 今井正」800円(ラスト一本割引)
「キクとイサム」
1959年、監督:今井正、独立プロ名画保存会、117分。
アメリカ黒人男性との間に生まれた11歳の姉キクと8歳くらいの弟イサム、二人を世話する祖母の北林谷栄。
山間部で農業をしている極貧生活、黒人に対する物珍しさ、周囲の人々の理解と無理解、キツい設定だが、ラストの姉キクの吹っ切れたような明るさで救われる。
僅かな出演だが、新聞記者を三國連太郎、町医者を宮口精二、駐在を東野英治郎、贅沢な使い方。
新文芸坐特別レイトショー 招待券
「ヤクザと憲法」
2015年、監督:土方宏史、東海テレビ。
整理番号26番、話題のドキュメンタリー作品。意外と空いていた。
内容、子供が保育園通園を断られた、銀行口座を作れない等、事前に情報が出過ぎていて、遅れて見た弊害を痛感。
ミナミの帝王で法律監修をしている弁護士の山之内幸夫先生が有罪になるまでのエピソードは有名人で山口組の顧問弁護士をしていたから取り上げたのだろうが、本音を言えば、もっと暴力団組員の実像に迫ってもらいたかった。

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