新文芸坐「密室と人間、そして人間以外・・・・・」 1050円
「10 クローバーフィールド・レーン」
2016年、監督:ダン・トラクテンバーグ、アメリカ、104分。
交通事故で怪我をした若い女性を助けた中年男、異星人からの地球への攻撃から身を守るため、自ら作ったシェルターで仲間の男と暮らし始める。
中年男に不審を抱いた若い男女は共謀し、中年男を襲う計画を練るが、途中でバレて若い男は射殺。
女は必死に逃げ、シェルターの外に出るが、束の間の安堵の後、異星人からの攻撃に合うが、撃退。まるで、エイリアンにシガニー・ウィーバー。シェルターの小さな窓から見える青い空は「ルール」を彷彿させる。
中年男は人殺しだが、異星人の襲来は本当だったし、完全な悪人というわけでは無いようだ。行方不明の少女の写真を妻と旅立った娘だと偽るエピソードも、必要ないように思う。脚本上ではあったが、カットされたのかも。
全く内容を知らずに見たおかげか、久しぶりに手に汗握る娯楽映画に出会えた。
「エクス・マキナ」
2015年、監督:アレックス・ガーランド、イギリス、108分。
人工知能AIの研究所に招待された若い男、管理している社長はより優れた人工知能を作るため、実験を繰り返し、以前のAIは廃棄している。
美しく、頭脳明晰なAIと出会った若い男は夢中になり、彼女を外界に連れ出す計画を立てるが、実はAIに利用されていて、AIは社長を殺し、若い男は研究所に閉じ込め、自分だけ迎えに来たヘリコプターで都会に行く。
人間が作ったAIに存在を取って代わられる時代が来る近未来を描く。登場するAIが全員、美形女性なのは男性客は良いが、女性客はあまり盛り上がらないのでは。
そば助稲荷町本店、濃厚特製豚そば、680円。ちょいめし、50円。美味いが、ちょいめしに卵を入れたら、より美味い筈。
浅草・東洋館「古今亭菊志ん The 東京マンスリー〜浅草スペシャル〜」2500円
19時00分、金原亭駒志「金明竹」
19時17分、古今亭菊志ん「マクラ」
19時28分、菊志ん「鰻屋」
19時39分、アサダ二世「奇術」
20時03分、菊志ん「マクラ」
20時10分、菊志ん「たちきり」
20時36分、中入り
20時48分、菊志ん「マクラ」
20時53分、菊志ん「田能久」
21時13分、終了
たちきり、田能久はネタ出し。鰻屋は、お楽しみ。
たちきり、マクラで不倫報道で落語家が泣いた話。円楽さんの泣きと先代・円楽師匠が高座で泣く話。渋谷らくごで聴いていたので新鮮味は無いが、これは仕方ない。それより、たちきり本編のラストで若旦那が泣きすぎ。
田能久、噺家の物真似は上出来だが、ビートたけしや高田文夫は微妙。佐野元春は、よく似てた。
アサダ二世、若い時、マージャンが強かった。

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