TOHOシネマズららぽーと横浜プレミアスクリーン「午前十時の映画祭8」1100円
「イヴの総て」
1950年、監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ、アメリカ、138分、白黒。
大物舞台女優(ベティ・デイビス)の単なる一ファンと思わせておいて、実はその女優を利用してハリウッド女優になる若い女性をアン・バクスター。
最初は素直で役に立つと思っていた若い女性に対し、少しずつ疑念を抱き始める大物女優と仲間たち。
自分が乗り上がるために利用したのだろうが、上手く立ち回ったものだ。
で、見始めるまで初見だと思っていたが、途中から一度見ていることに気づく。ま、世界的な名作なので、何度見ても良いのだが。
TOHOシネマズららぽーと横浜スクリーン8 1100円
「TAP THE LAST SHOW」
2017年、監督・主演:水谷豊、133分。
アーカイブ・アドバイザーとして瀬川昌久、タップ関連で中川三郎スタジオがクレジット。
主要な五人のエピソードを入れるのは物語に厚みを加えるために必要だが、少しウエットし過ぎかな。ラストの20分を超えるダンスシーンは出し物として、バラエティ豊かで、確かに圧巻。
水谷豊、相棒の時みたいな聞きづらい発声をしてないし、中年のカッコよさがハマっている。
見終わって東急田園都市線に乗ろうとしたら、桜新町駅辺りで出水があり、梶が谷までしか行けない。悩んだ末、あざみ野から市営地下鉄で日吉に行き、東横線で渋谷に出て、半蔵門線に乗り換え。水天宮前で降り、立ち食いそば「きうち」に行ったが、17時で閉店していた。田園都市線が通常通り動いていたら、間に合ったのに。仕方ないので、そばよし日本橋店で、野菜天そば、430円。野菜天は、ししとう、さつまいも、なす、の三種。仕方ない、と言うのが申し訳ないほど、美味い。
お江戸日本橋亭「立川吉笑独演会 7年目の吉笑」2000円
19時04分、立川吉笑「マクラ」
19時21分、吉笑「八五郎方向転換」
19時38分、吉笑「マクラ」
19時48分、吉笑「誉め殺し」
20時10分、中入り
20時21分、立川吉笑「万が一」
20時34分、吉笑「マクラ」
20時41分、吉笑「走馬灯」
20時58分、終了
開場20分前に並んだら、5人目。最前列左端。
久しぶりに聴く、吉笑落語、全て初。
八五郎方向転換、スリにあった八五郎の脳内世界。実際は7秒くらいで展開している筈が、脳内では数十分に相当。
誉め殺し、嫌いな大家を証拠が残らないように殺す企みをする長屋の住人。
万が一、宵越しの銭を持たない江戸っ子に投資を勧める大家。某証券会社からの依頼仕事。
走馬灯、死ぬにはまだ早い、みたいな啓蒙か。
四席とも吉笑らしい考える(頭を使う)新作で、決して単純に笑える落語にはなっていない。ワークを休んではいかないが、たまたま休みになり、他に用事が無ければ、聴きたい噺家。
iPhoneから送信

0