三軒茶屋中央 1100円
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ライトニング・イン・ア・ボトル〜ラジオシティ・ミュージック・ホール奇蹟の夜〜」
キューバ音楽を取り上げた「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」以降、ライブの記録としての音楽映画としてでない、関係者のインタビュー・過去の映像等を使用しての映画が増えてきたように思いますが、これもその一本。ブルース100年として、マーチン・スコセッシが制作したブルース・ムービー・プロジェクトの最終作品。現在のミュージシャンに過去のブルースを歌わせたり、現役のミュージシャンに当時の歌を歌わせたり、無くなったミュージシャンの映像を流したりと、盛りだくさん。曲の良さもあって、最後まできっちり飽きさせないで、見せてくれます。この映画はスピーカーの良い映画館で再見したいものです。
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ソウル・サヴァイヴァー」
ソウル版「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とチラシにも書いてあったようですが、ソウルと言えば「永遠のモータウン」があります。モータウンはタイトル通り、モータウン・レコードのミュージシャンが登場するわけですが、こちらはSTAXレコードであります。ソウル・ミュージックは特別に好きではありませんが、流石に劇中で使用された曲は殆ど知ってました。それでも、ブルースと比べてのめり込めなかったのは、好みの問題なのでしょう。サム&クックのサムがソロで歌っているのを見て、坂上二郎と片岡鶴太郎を思い出してしまったのは私だけでしょうか。
ロビーのチラシ置き場に、今週末開催の林由美香追悼上映のチラシがあって、A4サイズの二つ折り見開きサイズの立派な物だったのが嬉しかったです。遂に今週末なのですね。追悼上映は、今回のオールナイトだけでなく、10日から日替わりでレイトショーが開催されます。こちらも未見の映画をやってくれるので、スケジュールを調整して見に行こうと思っています。それにしても、P.Gの100号が由美香嬢の追悼号になるとは出来すぎです。

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