7月1日(木曜)契約ワーク、山谷。解放されたのが18時21分。ほぼ一日中、強い雨。
快楽亭ブラック師匠の公判、日比谷公園からのお練りは雨で中止。3回目の公判の時は日比谷公園まで行き、お練りから地裁、道楽亭と廻ったが、今回は元から行く気無し。落語はテレビとネットで充分、ブラック師匠の昼開催の会なら行く気はアリ。
帰宅後、Netflix「全裸監督」シーズン2、エピソード6「暴走」エピソード7「奇想転落」エピソード8「石の意思」を視聴。これでドラマ「全裸監督」は完全制覇したのだが、細部に気になる箇所アリ。
柄本時生が奈緒子に用立てた三千万円の出どころ、休まず働いてもまともな仕事では貯まらない。浅草ロック座で1日の興行で700万円稼いだが、入場料が一万円で浅草ロック座のキャバから推測すると不可能。何回、ステージ廻してるんだ。細かいことを言うようだが、ノンフィクションをドラマ化したならキチッとしなくてはいけない。
7月2日(金曜)
浅草木馬亭「2021 浪曲定席50周年記念公演 浪曲定席木馬亭 令和3年7月番組」2,200円
〈極め付け!忠臣蔵 赤穂義士伝をさまざまな角度からとことんお楽しみ下さい!〉
12時15分、天中軒すみれ、沢村美舟(曲師)「元禄武士道 花の雨」
12時33分、港家小ゆき、沢村道世(曲師)「恨みの十四日」
12時59分、玉川ぶん福、玉川みね子(曲師)「不破数右衛門 芝居見物」
13時25分、澤順子、佐藤喜美江(曲師)「素麺を煮る内蔵助」
13時55分、仲入り
14時07分、玉川こう福、玉川みね子(曲師)「安兵衛長屋評判記」
14時33分、神田紅佳(講談)「南部坂雪の別れ」
15時03分、天中軒雲月、沢村美舟(曲師)「男一匹天野屋利兵衛」
15時31分、澤孝子、佐藤喜美江(曲師)「岡野金右衛門の恋」
16時05分、終了
開口一番は天中軒景友だったが、体調不良で同門の天中軒すみれが代演。そのおかげで講談、曲師を含め、全員女性による忠臣蔵デーとなった。
港家小ゆき、先日NHK-FM「浪曲十八番」で放送された師匠である港家小柳の演目と同じ。多少アレンジしているが、小ゆきらしい勢いのある高座。曲師は豊子師匠の弟子の沢村道世、初めて聴いたが美舟より力強い弾き方。
仲入り後の4人は引き込まれた、雲月師匠や孝子師匠の凄さは理解していたが、玉川こう福さんがこれほど素晴らしいとは大発見。やっと浪曲を聴く耳と感性が育ってきた、ということか。雲月師匠、美舟が弾いている途中で「これが雲月バラシです」と紹介し、美舟に「頑張ってね」と激励。ラストの曲師2人は衝立無し。
昨日に続き、一日中強い雨が降る中「ゴジラvsコング」公開初日も気になっていたのだが、やはり浅草まで来た甲斐があった。映像より実演を優先するのは当然だが、特に浪曲はテレビやネットでは全く良さが伝わらない。スカパラもネット配信で何度か見たが、無駄な時間。音楽は会場で生で体感しなくては、存在する意味がない。
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