映える木々の緑が今年もあの魚と出会える季節になったことを教えてくれる。
何日も前からこまめに水位、水色・・・etcをチェックしベストと思われる状況を待つ。
いや、常に自分の中でベストと思われる時を見計らって釣行してはいるがこの釣りにおいては何事も起こらないときのほうが多い。
単にたくさん釣ることを望んでいるわけではないが、釣行するたびに結果を出す方もいるわけでまだまだ自分はこの釣りにおいて未熟だと痛感する。
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普通の人が見れば淡水域で使用することを失笑されるようなプラグを引っ張り出してきてフックを点検。
これまでかなりの数を試してきたが現在ボックスに残っているのは意外と少数。
あまり人気はないがどれも優秀なルアー。
特殊な釣り故にその選択もシビアになる。
きっちりと巻かれたPEにリーダーを結ぶ。
しばらくラインシステムを組む釣りはしていなかったが、自転車の乗り方を忘れないのと同じように体が覚えている。
きれいに仕上がった結び目を確認。
少しでも気に入らなければ何度でも組み直す。
タックルの不備で魚を逃がす、ましてやラインブレイクなどは何釣りであれ絶対したくない。
いざ琵琶湖水系へ
ナマズ釣りでよく言われる好条件の1つである「増水」「濁り」。
それはそれで正しいとは思うが、個人的には透明度のある時に釣るほうが好き。
オオナマズにおいても激しい水位変動はさておき(これも重要)濁っているときにいい思いをしたことはあまりない。
真っ青に澄んだ水の中でかけたメタリックパープルの魚体がライトで照らし出されたときの美しさはそれはもう何とも言い様がない。
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水量はやや多いが透明度はかなり高い。
日没前にはあたり一面をカゲロウが飛び交い、水面ではそれらを待ち構えるオイカワの波紋は無数に。
この日は久しぶりにマナマズも数匹確認。
先日手にしたBLACK SHEEPはぴったりと手になじみもはや腕の一部。
流れの中にミノーを打ち込んでいく。
激しくアクションを加え早めに流すと珍しくすぐにチェイス!
大口を開けて襲い掛かりそのままバイトして反転。
まだうっすら明るい時間帯だったため一部始終が丸見え。
流芯に乗ろうとするがこのタックルがそうはさせない。
短時間で浅瀬に誘導し、大まかにサイズを測ると90と少し。
今年一匹目にしては上出来すぎる魚。
今年もまた無事オオナマズに出会えたことに満足した釣行でした。
使用タックル
Monster Queen 76xxx
ミリオネア BLACK SHEEP250
PE5+リーダー50ポンド(FGノットで結束)
ザブラシステムミノー15F(スプリットリング・フック交換済み。全てバーブレス)
フックの3本ついたミノープラグはファイト中に目に刺さることがあるので、一番手前のフックは先端を潰しています。
僕がそうしているだけであり誰かに強制するものではありません。
ここまで読んでいただき申し訳ないんですが今回はデジカメの故障により写真がありません。
ブログに載せる載せない以前に魚や生き物、景色の写真を撮るのは好きなのでちょっと残念。
まあメジャー、カメラ、タモ、これらがないときに限ってたいがい釣れますね 笑
写真が撮れなかったのは正直悔しかったけど、代わりに水中で魚体に触れず速やかにリリースできたのでそれはそれでよかったと思います。
でもやっぱり残念やから昔釣った同じくらいのやつを。

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