「兄ちゃん、草むらに魚はおらんで〜。あっちの水のあるほうでやったらええ。」
この釣りをしていて何度かかけられた言葉。
たくさんあるバスの釣り方の中の一つ。
カバーゲーム。
以前、この釣り方でバスを釣ったことのない釣友にこの釣りを見せたところかなり驚いていたようで。
同じ釣り人から見ても特殊な釣り方なのだから魚釣りをしない人にとっては???なのでしょう。
もっとも初めてルアーで釣った魚が雷魚で、しかも初めて持ったベイトタックルが雷魚ロッド+ABU6500だった私にはごく普通?なのですが・・・
あ〜、やっぱりズレてる 笑
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9月も後半にさしかかり、そろそろ雷魚の釣り納めに行こうと考えていた。
今年はどこで最後の一匹を獲るか。
そんなことを考えながら車を走らせているとふと懐かしい水路が。
そこは小学校に上がる前に祖父に連れられフナ釣りを教わった場所。
確か大きな鯉がかかりハリスを切られたような・・・
悔しかったなぁ〜。
今ではだいぶ泥が堆積し一面浮き草と低密度のブッシュ。
通りから奥まった場所なので人の入った形跡はあまりなし。
時折ブッシュの奥からカムルチーと思われる生命反応が。
一見一面同じような浮き草だが、ただカバーの上を引き倒すのではなく、どこで食わせるのかをイメージし無駄なキャストはしない。
思い通にフロッグをねじ込み2、3回誘いを入れた瞬間。
水面爆発!!
間髪容れずアワセを加え一気にカバーから引き離す。
OFT雷魚粘強七0
アンバサダー5500C
VARIVAS 雷魚 マックスパワー #8 ビミニツイストでダブルに。
whiplash factory Z.O.R
このポイントは雷魚が混在しているため、雷魚タックルを使用。
雷魚タックルでバスを獲るのは可能だがその逆は不可能。
引きを楽しむといった要素はないが、魚の口にルアーを残さない自分なりの最低限の配慮。
個人的には引きよりもカバーを割って出た瞬間・フッキングが決まった瞬間で9割方満足しています。
50には届かないものの、他で釣るバスよりもアゴが強い印象を受けた一匹。
この日は他にも2匹のバスを手にすることができ、楽しい時間を過ごせました。
PS・・・雷魚の釣り納めのほうも良い釣りができました。
また後日書きます。

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