昨年の6月頃にオーシャングリップを購入したと記事にしました。
ほぼ一年、様々な魚種に使用し、思うことがあるので感想やら問題点を少々。
Ocean Grip 2816
まず、何よりも軽い。
ボガと迷った末、結局ここに一番惹かれて購入したのでこれは正解でしたね。
持っていることを忘れてしまうほどの軽さ。
ウェーディング中も、船上でも全く気になりません。
トリガーも指一本で引けるので楽ちん。
写真撮影の際にカメラを用意するちょっとの時間もスパイラルコードで腰に繋いでおけば水中に泳がせておくことができます。
次に魚種ごとの使用感。
バス・スズキは全く問題なし。
これらの魚での使用を主に考えられているといっても過言ではないくらいの使い心地の良さ。
小バス・セイゴからロクマル・80オーバーまでどんなサイズでも完璧な使用感。
トラブルもゼロです。
青物や小さいアカメ(60クラスまで)にも問題なしでした。
次に鯰類。
マナマズのランディングの際に何度か滑って逃がしてしまいました。
下顎の内側のポケットに上手くグリップの先端が入っていなかったようですのでこれはこちらのミス。
オオナマズは120クラスや一部の個体で下顎の厚みと幅ががらっと変わるので掴めないことも。
掴む部分のリーチが足りない。
ただしこれはボガグリップでも同じことなのでどうしようもありません。
シイラ
120を越える個体が暴れると滑ることがあるが、それほど持ちにくい魚ではないのであまり使用せず。
バラムツ
一度掴もうとしましたが(説明書にシイラ・バラムツなどの大型魚はしっかり口にハマったことを確認してから持てとあったので)重すぎるのと口周りが弱いので断念。
さて、問題はここから。
買う前に釣友に何度も言われていたが、コイとニゴイが全く掴めない。
何度挑戦してもつるりと滑ってしまう。
コイ釣りもするし、ニゴイは琵琶湖水系でしょっちゅう出会うので少し困る。
たまに釣具店の釣果写真などでコイを持っているのを見るが。
もしかして私が使い方を間違えているのでしょうか?
もうひとつ問題なのはトラウト類。
ネットを使うのでトラウトへの使用は少ないのだが、こちらもやはり頻繁に滑る。
イワナ・アマゴ・ニジマス・ブラウンとどれもあまり上手くいかず。
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オーシャングリップとボガグリップで自分の指を挟んでみて思ったのは、オーシャングリップのほうが挟む力がはるかに弱いこと。
先端の形状も少し異なるのでそのあたりの差なのでしょうか。
また、どちらにも魚の重量を計る機能が付いていますが、あまり正確ではない(最近釣った魚の重さが少しおかしい?)ことと、記録級の大型魚を計るのは難しいので、周りの釣友は体重計を購入しているようです。
ランディングは議論しだすときりがないのですが、逃がした際にランディングツールのせいにするのは嫌なのでグローブを常に携帯しています。
なんやかんやと文句をつけて今度はボガグリップ(もちろん60lb)を買ってしまいそうなのであえて見ないようにしています。
こうやっていらん道具が増えていくねんな〜。

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