待ちに待った日曜日。
2年前に釣り場でお会いし、以前からまたご一緒させてくださいとお願いしていた釣友と大阪湾岸へ釣行した。
彼はブログ
「じゅん屋」のじゅんさん。
知りあったきっかけはビワコオオナマズだったが、自分と同じく様々な魚種を狙っていらっしゃる。
もちろん、どの釣りにおいても釣果・経験値共に数段上手であり、敵う釣りなど一つもない。
あっ、バラムツなら負けんかも 笑
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いろいろとお話をしているうちに、通っている釣り場が同じだったり、同じような経験をしていたりと面白い。
何を釣りに行こうか考えた結果、この時期好調な湾岸に行くことに。
狙うはキビレとスズキ。
どちらもよく釣っている魚種ではあるが、そのポイントではキビレを狙って釣ることができるそうだ。
しかも、条件が良ければ数枚かそれ以上釣れ、流行りのジグヘッドやボンボンではなくミノーで釣るらしい。
これまでの自分にはない釣り方だったので、これは一度勉強させてもらわねば・・・。
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この日は中潮。
大潮に向けて潮がしだいに大きくなっていく。さらに満潮が夕マズメと重なる良い条件だ。
さらに南西風も吹き、先週の台風による濁りも入っている。このポイントでは最高の条件らしい。
これで釣れなければ完全に腕が悪い。(実は前回、2人して坊主 涙)
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「実釣」
日没前に到着し、早速キャスト。
ルアーは
サムルアーズ「suming-70SP」
じゅんさんはサムルアーズのヘビーユーザーであり、驚きの釣果をたたき出している。
ルアーと釣り人の相性が本当に良いのだろう。
自分もじゅんさんの影響で2年前からサムルアーズを使いはじめ、良い釣果に恵まれている。
suming-70SPを使うのは今回が初めて。
お洒落でかわいらしいルアーだ。
このポイントではキビレにやたら効果的だという。
釣果報告でそれは知っていたが、正直この時点では、同サイズで泳層の似たミノーなら結果は同じだろうと考えていた。
このポイントはじゅんさんの庭同然の場所。
きっと苦労して開拓されたに違いない。
自分は基本的に他の誰かが見つけたポイントにはあまり行かないようにしている。
過去に気前よく教えた結果、いろいろと嫌な思いをしたこともあったし、釣り場は釣り人の財産と考えている。
そういう中、本当にお互いを信用し合い、釣り場に招待してもらったことが嬉しかった。
自分は信用されている。
そしてこれからもそうでなくてはならない。
アドバイス通り、リールのハンドルを一回転2秒。
コトコトと振動が伝わり今にもガツッときそうだ。
ふとじゅんさんのほうを見るとロッドが大きく曲がっている。
すぐに駆け寄ると立派なキビレが横たわっていた。
プロトのルアーですぐに結果が出たそうだ。
こちらまで嬉しくなる。
そしてすぐにもう一枚追加。
傷一つない綺麗な魚体。
キビレの名の通り鮮やかな鰭が印象的だった。
日が暮れてきたが自分にはアタリすらなし。
う〜ん・・・これが腕と経験の差か・・・。
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「スズキ回遊!」
日没寸前に一度だけ自分のルアーにも反応があった。
ピックアップ寸前だったのだが、キビレではなく良型のスズキだった。
どうやら今日はスズキの回遊があるようだ。
一気に期待は膨らむ。
小移動しながら広範囲を探っていく。
暑くもなく寒くもなく。水に浸かっていても気持ち良い季節だ。
と、ロッド一本分の距離でいきなりルアーがひったくられた。
直後に強烈なエラ洗い。
スズキだ!
かなりの良型。70pはあろうか。
しかしすぐにフックアウト。
すぐにキャスト。
驚くことにまたヒット!
これも良型のスズキ。
ドラグが気持ちよく出ていく。
と、これもバラシ・・・。
こんなやりとりがさらに3回ほど続いた。
魚はかなりいる。それもすぐ近くに。
なんで全部バレるねん 涙
後から聞くとじゅんさんも全部バラシたらしい 笑
なんかこういう日もありますよね〜と。
獲れる日は全部獲れるのに。
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「時合い」
バタバタと反応があったかと思うとピタッと止まる。
そして20分ほど経つとまたアタる。
どうやらある程度の群れで回遊しているようだ。
今度は獲ったるで〜と集中してリトリーブ。
すぐにヒット!
サイズは今日の中で一番小さいが、これをバラすわけにはいかない。
異常なほど慎重に砂浜へ寄せた。
TENRYU BLITZER 87M
ルビアス3000
キャストアウェイ♯1+フロロリーダー14lb
サムルアーズ suming-70SP クロームタイガー
体高が高くコンディションの良い魚。
沖から回遊してきたようで銀ピカでした。
その後もサイズは落ちたものの2本追加。
じゅんさんはスズキのキャッチはなかったそうだが、キビレをさらに追加しておられました。
キビレが釣りたい自分とスズキが釣りたいじゅんさん。
これだから魚釣りは面白い。
2人とも満喫したのでここで終了しました。
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実は釣りの最中に何度もルアー交換をしました。
いつもの自分の実績ルアーを数種投入したのですが、この日アタリがあったのは全てsuming-70でした。
泳層・サイズ・アクション・リトリーブスピード・魚の好み?・・・
どれもがバッチリ合っていたのでしょう。
これでなければ釣れないということはないと思いますが、自信を持って投げられるルアーがまた一つ増えました。
良い釣友にも良いルアーにも出会うことができ嬉しく思います。
そして・・・この日の釣りの様子は
サムルアーズのHPでレポートとして掲載させていただきました。
こちらのほうも興味のある方はぜひご覧下さい。
そして・・・キビレのほうは後日しっかりリベンジさせていただきました。
釣行記はまた後日。

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