先日の魚を最後に、今年も無事ライギョ釣りを終えました。
釣友の厚意で素晴らしい釣り場との出会いも。既に来期が待ち遠しいです。
そして来期へ向けてのタックルの整理&メンテナンス。
実は今シーズン初めから決めていたのですが・・・
来期からタックルを変更します。
今年まで使ってきた 「OFT雷魚七〇 粘強」
ふと気づけば雷魚釣りをはじめて今年で13年目。
このロッドを買ったのは2年目でした。
当時はお金がなく(今もないが)、専用ロッドを買うだけでも精一杯。
ただ、そんな中でもこの釣りはナメたバスロッドに細糸でやっていい釣りという認識ではありませんでした。
実はルアー釣りは雷魚のフロッグゲームが最初(相当変わってる)なのですが、この魚の置かれている現状は当時からよく知っていました。
あの時の自分の中で用意できる最高の道具を揃えたと思っています。
新品を買ってお気に入りのメーカーを応援したい気持ちはあったものの、中古で格安を探しまわりました。
それから雷魚釣りをしなかった年はなく、どっぷりとハマりました。
数やサイズは一切自慢できるものはありませんが、ラインブレイクは13年間でゼロ。
これだけは誇りです。
そして雷魚釣り人生を共にしてきたこのロッドももう限界。
ガイドのスレッドやコーティングには全て酷いクラックが入り、ブランクの腰が完全に抜けています。
(表示されている適合ラインが60lbまでなのですが、ずっとPE8〜10号で使用)
これほど一本のロッドを使い込んだのははじめてかもしれません。
愛着があるだけに修理も考えましたが、これだけ使ってやれば買い替えもまたいいのではないかと。
釣った数などどうでもよいことですが、ふとどれくらい釣ったのかを考えてみると・・・
カムルチーとライヒーで年間15〜20本。
外道(という言い方は好きではないが)の大型バス・鯰・鯉を含めるとその倍近く。
少なく見ても200本以上は釣っているようです。
自分で言うのも何ですが、ずいぶん上達した気がします。
釣り場の状況把握から食わせ、ウィードレスプラグのチューン、ノット、フッキング、魚の扱い etc・・・
周りの釣友には敵いませんが、一番長くやっているルアー釣りなだけにある程度のプライドはあります。逆にそれくらいなくてはならないと思う。
使えなくなったわけではありませんが、このロッドは今日から綺麗にして部屋に飾ります。
かなり無茶な使用にもよく耐えてくれました。お疲れ様・・・
ロッド:OFT 雷魚七〇 粘強
リール:Abu ambassadeur 6500CL
ライン:Head Hunter-RS FOR BLACKSHEEP ♯10(先端をビミニツイストでダブルラインに)
ルアー:Whiplash factory KOMA.NZ(ラインとルアーはハワイアンフックで接続・オフショアスイベルノット)
このロッド最後の魚は、まるではじめて釣った一匹目のように何のためらいもなくアタック。
そして役目を終えました。
PS・・・次に購入予定のロッドは既に決まっておりますが、フィッシングショーで実物を曲げて最終確認する予定。というわけでこれまで遠慮して行けなかったあのブースについにお邪魔します。めっちゃ緊張するな〜!

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