前回の釣りから2か月近く空いてしまい、もはや釣りの感覚がなくなりかけていましたが、なんとか出船。
11月初旬の海が穏やかなうちに一度行っておきたかったのですが、強風の日が続きすべて中止に。
この日も昼過ぎから強風との予報でしたが、いつもお世話になっている
代々丸さんになんとか船を出していただきました。
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バラムツ初挑戦の釣友といつも通り15時に出船。
まずは夕マズメまでの青物ジギングからスタート。
すでに結構荒れてます・・・
風邪薬とアネロンを一緒に飲んだのが悪かったのか、はたまた久しぶりの波なのか、若干気分が悪くなり・・・
これが船酔い??と思いつつできる限り遠くを見ながらジグをしゃくります。
普通のジギングには全く興味がないため、これまでは適当なロッドと適当なジグで適当に釣りをしていたのですが、せっかく行くならと思い少し前に購入したジギングロッドを使用。
当然釣りはしやすく、まあジギングも釣れたら面白いのかなぁと思いつつ60mラインをやっぱり適当に流しているとドスンッとヒット!
良く引いていましたが、ドラグが出ないサイズなので場所的におそらくシオ。
一気に巻き上げ、船長が掬ってくださいました。
60cm弱のヒレナガカンパチでした。
タックル
ロッド:天龍 JIG-ZAM 571S-5
リール:ダイワ ソルティガZ4500H
ライン:VARIVAS Avani jigging♯4+ナイロンリーダー80lb
ジグ:UZU 俺のシャバジグ100g
なんだかんだ言っても2か月ぶりに魚を釣ったので嬉しい一匹でした。
この後もポイント移動を繰り返し、75mラインまで撃つも同サイズが一度ヒットしてすぐにバレたのみ。
日が暮れてくるといつも船長はグロー系のジグを薦めてくれるのですが、青物にグローの効果があるのでしょうか??
この日も持ち込んだ青物用ジグはたった3つというナメた釣行。当然グロー系のジグなんか一つも持ってません。(300gなら何個でも 笑)
ジギングは全くのド素人なので誰か教えてください。
魚探にはかなり反応が出ているようですが、このジギングが釣れないのはいつものことなので気にもせず。
夏場に流木に付いているカンパチの子どもをジグやプラグでからかって遊んでいる際も、好奇心は強いもののスレるのがかなり早く、水中でも同じことが起こっているように感じます。
そのせいか、いつもヒットするのはポイントを変えた一流し目だけ。
この日釣れたのも、ヒットしたのも全部一流し目でした。
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日が暮れていよいよここからが本番。
久しぶりなのでとりあえず一本は釣りたいと思いつつ、初挑戦の釣友にもたくさん釣って欲しい。
お手本がてらに解説しながら一本釣ろうとジグを入れると水中の状況は最悪・・・
クロシビカマスの猛アタックが延々続き、棚を変えてもバラムツのアタリが出ず。
なかなか面倒な日に当たったと思いながらなんとかクロシビカマスを避けていると、釣友のジグにクロシビカマスがヒット。
どんな魚か見てほしいので慎重に上げ、そのあとはすぐに2つに切ってジグに付け投入 笑
クロシビカマスの多い日はサバ餌だと本当に釣りずらい。
クロシビカマスを避けるにはクロシビカマスをエサにするのが一番!
2人ともクロシビカマスをつけて再投入。
しかし、バラムツが少ないのか、どうもアタリが出ない。
かなりの時間探るとまたクロシビカマスのアタリが出始め、こりゃダメだと思い放置していると急にバラムツに入れ替わっていました。
なんともわかりにくいヒットパターンでまるで解説にならず。申し訳ない・・・
群れが通過したのか、釣友にもほぼ同時にバラムツがヒットするも、上のPEをクロシビカマスに切られてラインブレイク・・・
クロシビカマスのアタリかバラムツのアタリなのかがわからんとのこと。
これはこの釣りをやる者が最初に通る道です。そしてこれがわかるようになると一気に水中が想像できるようになり楽しくなるのです 笑
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あまり引かないので、ドラグを締め込み一気に浮かせる。
3分程度でリーダーまで巻き取り、無事ネットイン。
そんなにドラグ締めて・・・笑 と船長も呆れて苦笑い
引きからして130程度の超小型かと思っていたのですが、水面で見るとこれが割と良いサイズ。
楽勝175超の良型でした!
しかも胴回りが以前釣った183を思わせるグッドコンドディション。
計測はしていませんが、30キロ超とのこと。
タックル
ロッド:天龍Grand Marshal GM581S-12
リール:Salt Water TEAMDAIWA−X 6000RiA
ライン:PE6号+ナイロンリーダー170lb(FGノット)
ジグ:300g+自作アシスト(管ムロ40号にシーハンター440lb)
リンキングパーツとリーダーはH&Hノットで結束
真冬に汗をかく釣りはこれくらい。
1年ぶりのバラムツ。やはり最高に面白い!!
同じ釣り人からも理解され難い釣りですが、1から自分たちで開拓したので思い入れのある釣りです。
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次こそは釣友に釣って欲しい。
初挑戦にしてはかなり状況が悪いが、なんとか水中の様子を説明し探ってもらう。
クロシビカマスの猛攻が続き、そして遂にバラムツがヒット!!
良く引く個体で何度かドラグが滑り、バラムツらしいファイトでした。
初キャッチ!
先ほどの魚と比べると小さいですが、これでも140クラス。
しんどい、しんどいと言いながらもすっかりこの釣りにハマった様子で何より 笑
少し休憩すると言うので(これが普通です)、こちらは休みなく釣り続行。
あまりにもアタリが遠のいたのでポイントを変えるも状況はそう変わらず。
たまにあるアタリもクロシビカマスのみ。そのうちクロシビカマスのアタリすら遠のき、回収しながら高速で300gをしゃくるとガツンッとヒット!
かなり上層だったので驚きましたが、しばらくファイトするとラインに違和感があり、ブレイク・・・
全く関係のないPEの上部をクロシビカマスに切られていました。
(ノット部のPEの色を覚えているので)
これだけはどうしても回避できない・・・その日の運です。
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気を取り直して、ジグを投入。
今度はべた底で食い上げるようなアタリが数回あり、様子を見ていると食い込んだのでフッキング!
頭を振って良く引いていましたが、サイズが知れているので一気にゴリ巻き。
150程度。
この持ち方ができるということは・・・小型なのです 笑
一人で持てるサイズ。リリース前の一枚。
同時に釣友にもヒットするも水面でバレてしまったとのこと。サイズは同じくらい。
さらに釣友にまたもヒットするもバレたりと、やはり今日は調子が悪い。
この後またぱったりとアタリが途絶えてしまい、珍しく暇に。
あえて底をたたいて怪物サイズのクロアナゴを狙ったりと遊んでいましたが、何の反応もなく時間だけが過ぎていき・・・
ポイントを変えてラストの流し。
かなり本気で探ったのですが、自分のロッドにはアタリすら出ず。
そして、なんとか最後に良いサイズを一本出してほしいとの願いが通じたのか釣友にヒット!
途中でこちらのラインに走り、絡むトラブルもありましたが何とか回避し、無事ランディング。
160クラスの良型でした!!
やっと見栄えのするサイズが釣れたと大満足で帰港することができました。
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仕事で体重が10キロ程度減ってしまい、もうこんなファイトはできないかもしれないと心配していましたが、むしろ以前より筋力が格段に上がっていました 笑
そして、もう一つ、少し前に購入したこのギンバルのおかげでかなりファイト時の腰への負担が軽減されたように感じます。
マグロ類のキャスティング用に購入したので、ジギングなどの下に魚が突っ込む釣りにはどうかな?と思っていたのですが、何の問題もなく使用できました。
また年末年始は忙しくなるのでしばらく釣りには行けませんが、できる範囲内で楽しんでいこうと思います。
平日休みの自分に合わせてくれた釣友に感謝!

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