どこか遠くに遠征したいのですが、お休みがないので近所の釣りへ。
魚も釣り場も減ったこのご時世、近所で何か魚が釣れるだけでも幸せなことなのかもしれませんが・・・
少し早めに仕事が終わったので、学校帰りの小学生のごとくカバンを放り投げ、急いで水路へ。
日が落ちるまで30分が勝負。
ここは5、6年前まではアオウキクサとイネ科のブッシュがメインだったのですが、昨年あたりからアゾラ(赤い絨毯のような浮草)が異常に繁茂し、独特の雰囲気に。
景観は不気味ですが、全く問題なく釣れるので早速開始。
かなり小規模な釣り場なので、無駄なキャストをせず水面を観察。
左前方で控えめな捕食音が響き、魚の動きが。
一面浮草なので姿は見えませんが、夕マズメで食い気が立ち、数本がこのエリアで動きまわっている様子。
そっとカエルを滑り込ませると30p脇が揺れ、派手な捕食。
しかしあまりにもズレた場所を食ってきたのでその場で2発目を誘うもすでにカエルの後ろにはいない様子。
小移動し、アゾラの濃淡の際で誘うと後方が揺れ・・・
直後に鈍い捕食音が響く!
ロッド:GUNGUN ZERO 76SH Alga Master
リール:ミリオネアCV-Z300+Serpent-Bite Handle
ライン:HeadHunter-SRV ♯10(DARK GRAY)
フロッグ:Whipjash Factory A.M.G.R
大型らしい激しく重量感のあるヘッドシェイクとランディング前に2度のジャンプ。
キャッチした瞬間に久々の重量感に心の底から嬉しさが込み上げました。
いままでそれほど大きな個体は釣っていませんが、この場所で長年釣りをしてきた自分の知る限りでは大型の部類だと思います。
模様が消えかけ、黒化しています。かなりマニアックですが、デコの盛り上がりもたまりませんね 笑
水質・光量・餌・年齢・・・何の理由でこうなるのかはわかりませんが、自分が一番カッコイイと感じる雷魚です。
弱らないうちにそっと元の水辺に帰してこの日の釣りを終えました。
いつまでもこの釣り場が残っていることを願って・・・

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