昨年から仕事も変え、また仲間と釣りに行ける時間をつくることができました。
新しいスタートということで、早速初釣りへ。
時期的に釣物は少ないのですが、昨年から和歌山では青物が好調な様子。
この釣りは毎年一度は行く釣りなのですが、昨年の春は魚が薄く数回乗船して丸ボウズという何とも酷い釣果で終わってしまった。
今年は南紀から紀北まで大きな群れが入り魚影も濃い。
毎年お世話になっている中紀の
South Currentさんで出船。
自分たちの行く頃には群れが抜けてしまうのではないかといういつもの嫌なパターンも覚悟していたが、2日前にも釣果は出ており一安心。
夜明けと同時にキャスト開始。
誘い出しに関してはこれまでに市販のルアーはかなりいろいろな種類を試した。
元祖ダイビングペンシルのカーペンターのγしかなかった頃にはそれしか釣れないようにさえ感じたが、今では様々なメーカーが競い合うように種類を出している。
その中から自分の釣りに合ったものを見つけ今では数種類に落ち着いた。
しかしアクションや飛距離、強度、バランス、扱い易さ、はたまた入手し易さや価格などを考慮するといまだ完璧なものはないように思う。
一か所目のポイントは雰囲気抜群。
夏のシイラ狙いでは波のないベタ凪のほうが魚を探し易いが、誘い出しは少々波気があったほうが良い。
この日はちょうど良い具合に波があり、それでいてキャストやルアーアクションには影響のない程度の絶好の誘い出し日和。
しかし2か所目も反応は得られず、少し焦りが・・・
移動し3か所目。
この釣り初挑戦の後輩におおまかな釣り方を説明し、探っているといきなり彼にヒット!
この釣り特有の突然ルアーに水柱が立つようなバイトは見えなかったそうだが、とにかく釣れてよかった。
ここでようやく群れに当たったようで、釣友もヒット!
しかし魚のサイズが全体的に小型な様子。
鰤に照準を合わせた強いタックルと太軸フックゆえ外れてしまった。
とにかく魚が多いエリアということはわかった。
遠投し早いテンポで誘うとルアー後方に水柱が上がる。
一度食い損ねたが移動距離を抑えてショートジャークで魅せると再び激しくバイト!
タックルが強いので引きはほとんどないが、非常にコンディションの良いハマチだった。
とりあえず初釣りでボウズにならずに済んだので一安心。
タックル
ロッド:ロッド:ダイコー ヘミングウェイ Ocean Big Game 77BD
リール:ダイワ ソルティガZ4500H
ライン:Avani CastingPE♯4+ナイロンリーダー80lb(FGノット)
ルアー:CB ONE ロデオ175
ルアーはこの日試そうと買ったロデオ。
あまり売っているのを見かけずこれまで購入する機会がなかったが、かなり自分にとっては使い易いプラグだった。
飛距離は申し分なく、波の中でも転がることなく動き、塗装も比較的強い。周りの水を強く動かすアピールの高いプラグだと感じた。
ポイントに着いて最初のキャストや魚の活性が高いときに今後も使っていこうと思う。
今回、メジロ〜鰤クラスを想定しフックはメーカー推奨の3/0を付けたが当然ハマチには大き過ぎた。
このポイントはどうやら当たりのようで、釣友も次々キャッチ!
対象魚が何であれトップの釣りは最高に楽しい!
立て続けにもう一本。他にも乗らないバイトは数発ありました。
途中、潮の動かない時間はやはり厳しい釣りですが、最後には釣友全員がキャッチし、何とも幸先の良い初釣りとなりました。
数年前持ち帰ったこの場所の8キロ前後のメジロはお世辞にも脂がのっているとは言えず、何とも微妙だったが、今回はハマチにしては良く肥え程よい脂のりでした。
南紀のキハダ・ビンチョウも始まり、参戦したいのですが金欠・・・
しばらく釣りはお休みです。

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