琵琶湖春の風物詩、ホンモロコ釣りに行ってきました。
数年前から毎年この時期一度は様子を見に行くようになりました。こういったエサでの日淡釣りも大好きな釣りの一つです。
今年は寒さが厳しかったため接岸が遅れているだろうと予想していましたが、やはりその通りで入れ食いにはほど遠い状況でした。
実は数日前にも釣友と訪れたのですが、ぶっ込み釣りのタックルやエサはほとんど同じにも関わらず何故か差が出てしまい??となりました。(仕掛けが5本針か7本針かの違いのみ)
浮き釣りに関しては2人ともアタリなし。
一時間に1匹当たる程度の修行の釣りでした。
これはリベンジせねばとのことでまた行くことに。
前回は爆風でしたが今回は穏やかな春の陽気の中のんびりと竿を出しました。
毎回ぶっ込み釣りと浮き釣りで釣りますが、今年は魚がここ2、3年で最も少ないらしくアタリはぶっ込み釣りのみでした。
時期的にもう葦際に寄っていても良い気がするのですが。
周囲の釣果も貧果で一日中竿を出して一桁程度しか出ないそうです。
この時期、やはり皆ホンモロコが気になるらしく、釣り人以外にも散歩や仕事ついでに釣り場を見に来られる方が多いのですが、どこも全く釣れていないそうです。
そんな中開始すぐに竿先に反応が。
2匹釣れ、うち一匹はかなり大きく肥えたホンモロコでした。
写真では伝わりにくいのですが、卵をいっぱいに抱え厚みがあります。
バスしか興味のない方はただの「ベイト」でしょうが、美しく独特の魅力を持つ魚です。
観察ケースに収まらないほどでした。
今日は連発かと思いきや1時間以上沈黙。
次はこんなお魚でした。
婚姻色が美しい鰉。これも立派なサイズでした。
この辺りは数が多いそうです。
その後も忘れた頃にポツポツとアタリ、日暮れまでの数時間ぽかぽか陽気の下で楽しめました。
最後にびくを上げると15尾。
昼過ぎからのんびり来て状況の悪いことを考えれば十分満足の釣果でした。
そして平均サイズの大きいこと。
10pを超える個体がほとんどで、毎年多く釣れる6.7p台は15尾中2尾だけでした。
数が少ない分サイズが大きいのかもしれません。
持ち帰り泥を吐かせてから料理しました。
半分はシンプルに素焼きで。もう半分は冷凍し、また後日天ぷらで美味しくいただきました。
淡水魚とは思えないほど泥臭さもなく上品な味です。
ただ、サイズが大きいためやや骨が硬く口に残りました。次回は甘露煮も作ってみたいと思います。
今年はもう満足してしまったので次はまた来年です。

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