今年は春先に雨が多く、シーズン初期の水生植物の成長がいまひとつな年でした。
6月に毎年四国エリアに遠征する予定も雨や天候不良で何度も流れ気づけば8月に。
このまま行かず終いも寂しいので1日だけ。
昨年良かった池や水路を巡るもどうもいまいち。
中には植物が全く生えなくなりアオコまみれになってしまった池も。
水抜きを除いていきなり菱が生えなくなる現象は雷魚釣りをする方なら経験がある人も多いのでは。
こればかりは原因不明ですが、こうなってしまった池はなかなか復活せず、そのまま魚が消えてしまうことが多々あります。
エリアを大きく移動するも活性の高い魚に出会えないまま昼過ぎに。
うどん屋を巡りながら気分転換しつつもうひと踏ん張り!
ダメ元で昨年見つけるもスルーした池に入ると水色も良くすぐに釣友に70超がヒット!
自分も沖の菱の薄いエリアで良型がバイト!足元まで寄せてみるとなんと片目のない奇形のカムルチーでした。
人間に傷つけられたというよりは生まれつき片目がないような雰囲気でそれでも70超に成長しており、この池の餌の多さと魚の生命力に驚きです。
写真を撮りたかったのですが、足場が悪くもたもたしてるとフックオフ。
どうやら午前中に先行者がフロッグを引いた後があり、少し出方が悪い。
またまたうどん屋に行き時間を空けて再度覗くと先ほどまで何もいなかったインレットに魚が何本か浮いている。
かなり遠投が必要だったがなんとか飛ばし、あの手この手でじっくり時間をかけて食わせました。
小さいですが思い通りに食わせたので満足です。
バスのサイトは苦手ですが、雷魚はやってきた時間が長い釣りなので引き出しがちょっと多い気が。
それよりも釣れてくれる魚がいる環境が残っていることが一番重要なのは言うまでもありません。
今年も潰れてしまった池を見て残念な気持ちになりましたが、この独特で面白い釣りを来年もまた楽しみたいと思います。

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