待てど待てど反応はなし。
午前はやる気もあったので 笑、誘いを入れたり棚を変えてみたり・・・
しかし、それでも反応なし。
あまりに暇なので、サクラマス(今も放流されているのか謎)を狙って冗談でジギングをしたりとあれこれ遊ぶもすぐに飽きる。
だって・・・
何も釣れねえじゃん・・・笑
地元の釣り具店には、「午後から急に群れが来る日もあり、あっという間にリミット(1人30匹まで)を釣ってワカサギ釣りへGO!」
といったほんまかいな?という情報もあり、すでにかなり嫌な予感はしつつもこのパターンにかけるしかない。
しかし、さらに最悪なことに12時を回った頃から風が出始めた。
気温は恐ろしく低いが、まだ日差しがあったので午前は頑張れたが・・・
風はますます強くなり、2時頃には手こぎのボートが進めなくなるくらい 笑
(ハンドコン付いててよかった〜)
10隻ほど見られたボートも次々帰りだし、湖上には自分たちを含め4隻のみ。
もう限界・・・と思ったとき、竿先にかすかな反応が。
数回小刻みに竿先が入る。
しかし、このサイズのフックなら一発で確実に針がかりするはず。
しばらく待つも一向に喰い込まず。
ワカサギがつついていると思い、一度目は合わせず。
しばらくすると釣友にもアタリがあったようで、自分の時よりは大きく竿が入る。
慎重に巻き上げ・・・
ついに一匹目!
かなり苦労したが、とりあえずボウズは逃れた。
この手の釣りやし、これで群れに当たって爆釣!!
と思いきや反応が止まる。
再び沈黙。
魚探とカウンター付きタックルを装備した周りの釣り人も誰も釣っている様子はない。
一瞬で通ったんかな・・・汗
まったくパターンを掴めず。
またしばらく辛い時間が続いた後、再び自分の竿にアタリが!!
コツコツと小刻みに揺れるだけで全く喰い込まない。
さすがに我慢の限界。
もうどうにでもなれと思いっきり鬼フッキング!
(サビキ釣りごときで情けない 笑)
するとどうやらかかったようで。
えっ!?
ワカサギ??
いえいえ、よく見るとちゃんとマスです。
しっかり口にかかってます。
そりゃフッキングせんわ・・・
釣友にも同様のアタリは何度かあるがやはりのらない。
またアタリがあったので今度もフルパワーでフッキング!!
またお前か・・・
たったこれだけしか釣ってないので何とも言えませんが、この日のアタリは全てさし虫でした。
一応終了時間ギリギリまで粘りましたが、この後竿が入ることはありませんでした。
やはりこの日はかなり厳しかったようで、丸美さんの常連さん方もほとんどボウズ。
魚探も専用タックルもない、なめた装備にしては魚の顔を見られただけでもよかったです。
しかし、帰宅後調べると同じ日に他のボート屋から出た方の中にはリミット近く釣った方もおられ、場所と棚を外したと思われます。
〜終わりに〜
絶滅したはずの魚が見つかった。
まるで釣りキチ三平の世界そのもの。
釣りや漁の技術は進歩しましたが、水の中はまだまだ人間の手が出せない部分のほうが多く未知の世界。
そっとしておいたほうが良いのかもしてませんが、釣り人としてどうしても一目見たい(魚もその環境も)という思いで今回の遠征を組みました。
釣果は貧果でしたが、現地を見られただけでも良い思い出です。
釣友はリベンジをすると言っていますが、寒すぎたので自分はちょっと・・・
いや、これくらいのことでめげていては北海道は無理か?
暖かい時期ならまた来ようかな・・・。

4