今回も釣友の急な誘いで突然決まった東京行き!
さすがに関西に住んでいるので、この釣りだけは当分やらんだろうな〜と思っていたのだが・・・笑
はじめに言ってしまうと、難しいことは一切なしの釣りでした!
タックルがどうとか、釣り方がどうとか。
強いロッド、太い糸と頑丈なフック。
そこにいる魚をひたすら狩るのみ!
それでは、真冬の東京湾へGO!!
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また富士山だ 笑
今回、この釣りができる船を探すとかなりたくさんあった。
東京湾では何年か前にこの釣りがブームになったとか。
釣り客離れの問題を解決するために何か新しい釣り物がないかと模索した結果らしいが、本当に一時の流行りで終わってしまい、定着はしなかったとか。
なんだかバラムツと似た境遇だな〜
やってみて思ったが、確かに普通の人は一回やれば、それも1時間で飽きるやろうな〜と。
しかし自分たちは相当普通ではないので終始夢中でした 笑
出船場所はかなり都会のど真ん中。
漁港があるわけでもなく、街中の水路から出船。
土地感のない自分たちは場所がわからず、数本のロッドを片手に中華街を疾走 爆
街ゆく全員が振り返ったのは言うまでもありません。
なんとか出船。
上は首都高速かな?
東京(出船は横浜)の下町のような雰囲気。
東京の下町がどんなんか一切知りませんが 笑
今回お世話になったのは
勇樹丸さん。
この船、大当たりでした!
船長は最高に良い人で、奥さんは例えるならば釣りバカ日誌の美智子さん的な方 笑
釣りに理解があり、かなり気がきく素晴らしい方でした。
「滋賀と奈良からクロアナゴ釣りに来ました!!」
「えっ!?!?」
こんなやりとりはいつものこと。
いままで乗った船で最高かもしれん!
この船でまた行きたいと思う、そんな船でした。
横浜ベイブリッジ
ポイントはそれほど遠くないとは聞いていましたが・・・
20分ほどで到着。
なんか・・・岸(埋め立て地)から10mくらいなんですが 笑
ここが最高のポイントだとのこと。
それなら後は釣るだけだ!!
今回用意したタックル。
はっきり言って何でもいい。
いつものバスロッドと雷魚ロッドにPE2〜10号。
仕掛けはジグ+フックや中通しオモリ+フック。
フックは家で余っていたバス用のオフセットの一番大きいものとジギング用のアシストフック。
今回の釣行のために買ったのはオモリのみ。
とにかく頑丈なら何でもアリ。
アンカーを打って船を固定して釣るらしい。
水深は15m。
早速仕掛けを投入。エサはサンマとイカの切り身。
活性が高ければワームもOK。しまいにはプラグに喰うこともあるとか。
岸がすぐそこ 笑
面白いのは釣り方。
ロッドを手持ちで釣るのはもちろんアリだが、「何本か持っているなら出しておきなよ」とのこと。
匂いに敏感なクロアナゴは最初の一匹が釣れるまでは多少時間がかかるが、何故か釣れ出すと一気に爆釣するらしい。
船長の手作り感たっぷりの塩ビ竿立てで全てのエサ投入。
しばらくは待ちだなと思っていると、10分もしないうちに自分のロッドにアタリが!!
デカイ体に似合わずアタリは小さい。
竿先がピョコピョコと入る。
タイミングを見計らい思いっきりフッキング!!
きた〜〜〜!!!
雷魚ロッドがバットからブチ曲がり異常な重みが伝わる。
驚いたのは引き。
この手の魚は、底から離してしまえばどうせ重いだけだろうと思っていたが・・・
ヤバイくらい引く!!
しかも最後の最後まで抵抗し、水面でヘッドシェイクも 笑
底に張り付きしばらく動かない(浮かせられない)個体も。
おっ!浮いてきた。
太い・・・
東京湾の怪物アナコンダことクロアナゴ、捕獲!!!
いい表情だ 笑
見た目はグロテスクだが、鰭がブルーで本当に綺麗な魚。
ビワコオオナマズ同様水中では青白く見える。
そうそう、引きもオオナマズに一番近いです。
(一部の人にしか伝わらんが)
初フィッシュなのでもう一枚!
中通しオモリ30号+ジギングアシストフック。
歯は危険。
針外しに手間取っていると中通しの部分のPE12号が一瞬で切断された・・・
そしてアナコンダと呼ばれるように、船に上げると「シャー」とヘビのように鳴く 笑
まさに怪魚と呼ぶにふさわしい。
そうこうしているとkimi君にもアタリが!!
きた〜〜〜!!!
こちらも怪魚用ロッドがバットから曲がる。
こちらも初フィッシュ!!
その後は群れが寄りだしたのか連発!
休む間もなく入れ食い。
実はこの魚、写真を撮るのがかなり難しかった。
大きさ、太さがなかなか伝わりづらい。
おまけにめちゃくちゃ暴れる。
大人の腕よりはるかに太いんだが・・・
もはやアナコンダ祭り!
船の真下に落としているだけなのに、この釣れ方!!
きっと海底はえげつないことに・・・
いつものオオナマタックルそのままで。
ブラックシープでクロアナゴ釣った人は自分だけかな 笑
この太さ。
リールの幅と比べてほしい。
釣友のカルカッタ400も小さく見える。
とにかく釣れる!!
まだはじまったばかりだ。
続く

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