今年からとある事情で琵琶湖の漁師さんと仲良くさせてもらってるんです。
先週も挨拶に伺ったところ、初対面の僕のような若造にとても良くしていただきました。
今、琵琶湖ではコアユがあちらこちらに接岸。
当然それらを追ってフィッシュイーターも活発に。
コイ科の魚類も産卵期の真っ只中。
湖西道路をひたすら上がると湖北の浜ではいたるところでコアユの群れが見られる。
ときおり捕食音が響き飛沫が上がる。
道中によさそうなポイントをいくつか見つけておいたので帰りに寄ってみることに。
漁師さんとコアユの話題になり、今さっき見てきたとこです〜なんて言うと、どうやらもっとすごい場所があるらしい。
「兄ちゃん、今から行くか?」
「もちろん! 笑」
着いたのは流入河川の河口から少し上流。
橋の上から覗いて驚く。
川底がウグイとニゴイで埋め尽くされてるんですが・・・!
どうやら産卵に上ってきているらしく、川がオレンジに見えるほど。
アユも無数に群れており、ここでも激しいボイルが。
ちょっとだけ釣っていいかと聞くと、なんぼでも・好きなだけ釣れ! とのこと 笑
早速タックルを準備して川原へ。
一投目はコアユのスレ。
ここでルアーサイズを9センチのミノーに変えてみるがチェイスのみ。
ボイルを前にして逸る気持ちを抑えサイズを戻すとすぐにヒット!
良く引き、何度もジャンプ!
メスの美しいケタバス(ハス)
ケタバスを最後に釣ったのは確か小学校のとき。久しぶりの一匹にしばし見とれる。
ケタバスはヌメリがほとんどなく、弱い魚なので水中でフックをはずし、魚体にあまり触れずにリリースしています。
勢いよく川に戻っていくのを見届けすぐにキャスト。
川の中程でヒット!
今度は鮮やかな色のウグイ!
トラウトフィッシングでは外道といわれるもののなかなかの引き。
その後もワンキャストワンフィッシュでまさに入れ食い!!
触れるときは手を水で冷やしてからにしてます
どれもとても美しく引きも申し分なし。
ウグイがひと段落したとき、ひときわ強烈なアタリが!
フッキングと同時に飛び上がり激しく抵抗。
婚姻色のきれいなオスのケタバス!
しかもかなりいいサイズ! ケタバスの自己記録余裕で更新! 笑
「へ」の字に曲がった大きな口はフィッシュイーターの証。
写真ではあまり伝えられませんが本当に鮮やかです。
久しぶりに釣って改めて思ったのはこの魚、めっちゃ早い!!
海の回遊魚を見慣れているもののそれでも早い!
弾丸のように飛んできてミノーを襲う。
時には複数でチェイスしルアーを奪い合う姿はまるでシイラのよう 笑
一向にボイルが収まる様子がないので手持ちのルアーでいろいろ遊んでみることに。
まずはスプーン。
ありえない程の高速リトリーブでも問題なくキャッチ!
ミノーは手持ちの全てでヒット!
残りはトップ。
着水と同時にバイトがあり、いきおい良すぎてプラグは空中に 笑
何匹かキャッチした頃、だんだんと日が高くなってきてしだいに水面は静かに。
十分すぎるほどに釣ったのでここでストップフィッシング。
久しぶりの入れ食いとバス以外の淡水フィッシュイーターの引きを味わえたのでかなり満足した釣行でした。
(行く前はそんなに釣りするつもりじゃなかったんやけど 笑)
タックル(参考になるか微妙 笑)
・プレミア88ML
(バスロッドで十分)
・カルディアKIX 2506
・フロロ 8ポンド
ヒットルアー
・メガバス ヴィジョン95、LIVE−X スモルト、X−55
・ラッキークラフト サミー、ビーフリーズ、
・スプーン各種(5〜10グラムあたり)
・ウィップラッシュファクトリー ライブワイア、スピッティンワイア
・タックルハウス K−TEN、 M
ケタバスに関してはルアーを左右にダートさせるよりも直線的にひいたほうが良くチェイスがあり、よく釣れました。
ウグイは何にでもアタック 笑
スレ多発・・・
ケタバスは一般的にみてそれほど有名なターゲットではないものの、チェイスからバイト、ファイトのどれも非常に面白く個人的には大好きな魚です。
一つのターゲットを追い求めるのも楽しいけれど、節操なくいろいろな魚種に手を出しているとこういう楽しみもあるんです。
他の人の迷惑になるかもしれないんで詳しい場所は公開できませんが、この釣りは琵琶湖の西側の湖北ならどこでもできると思います。
キーワードはコアユ!
まだ十分釣れると思うんで気になる人はやってみては?!
そういえば同じ日に大型ニゴイもたくさん釣ったのでまた今度書きます。

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