少し時間ができたので久々に関東方面へ。昔住んでいたので遠征ではなく帰省といったところです。
当時は様々な釣りに興味はあったものの、まだバス・シーバス・その他淡水の身近な釣り程度しか知らなかった。
少しは経験値が上がっていることを期待し関東を楽しんでみようと思います。
台風が発生していたので早めに現地へ。
久々に霞ケ浦を訪れてみました。
夕方に到着し、釣具屋でお話を聞くことに。これから狙う魚はどこでも釣れるのですが、翌日の別のターゲットの情報を少々。
思っていたよりどこにでもいるとのことでしたが・・・
腹ごしらえし、適当に近くの雰囲気の良い場所へ。
餌はわざわざ関西で購入し、道中車の中で腐らせたイカとサバ。最悪だ 笑
数年前も少しだけ釣ったのですが、小型の猛攻に遭って上手く釣れず。
今回はどうでしょうか。
適当な仕掛けでそのへんにぶっ込む。
何本か竿を出して半分寝ながら釣ろうと思っていたので2本目の竿をセットしていると・・・
早くも鈴が激しく鳴り、大きく揺れる竿。
もう釣れた・・・
まだ5分も経っていない。
最近ニュースでも話題になる問題のお魚、アメリカナマズ。
相当繁殖しているらしい。
2本目の竿にも10分ほどでヒット!少しサイズアップ。
メーター超もいるらしい。
ここからはまさに入れ食いとなった。
2本同時ヒットが頻繁に起こり、もっとのんびり一晩釣るはずが大忙し。
こんな小さなサイズも。しばらく鈴が鳴らないと思ったらこいつが食ってじっとしていました。
しだいにサイズアップ。開始1時間もせずロクマルです。
それにしてもこのナマズ、日本のそれとは違い全く可愛くありません。
髭は多いし、体がマナマズのようにツルっとしていません。ヒレは鋭く結構危険です。
そして陸に上げるとグーグー鳴きます。
尾鰭がこんな感じなのでわりと引きます。
70cmを超えると愉しい釣り味。
深夜になってもアタリは止まりません。
ある程度の群れで周っているのか、入れ食いモードに入るとひっきりなしにアタリが・・・
全く寝られず、釣った魚の処理とエサ交換、昨日の運転の疲れでふらふらに。
うとうとしかけるとすぐに鈴が 笑
そして深夜3時頃、アタリがピタリと止まり、しばらくすると竿が飛びそうになるひときわ大きなアタリが。
80cmはありませんでしたが、今回の最大魚でした。
ロープを付けていなければ確実にローディーラーが霞ケ浦に消えていたことでしょう。
結局朝まで休みなく釣れ続け、ちょっと楽しむつもりが意図せず爆釣になってしまいました。
釣れるのは夜だけかと思いきや、真昼間にもこの通り。
簡単にたくさん釣れるのは楽しいのですが、この湖の生態系が心配です。
琵琶湖でもちらほら捕獲例が報告され、近所の河川でも釣れるそうなので20年後、いやもっと早く似たような状況になりそうな気がします。
アメリカナマズのせいか、バスはほとんど見かけませんでした。ギルも超小型ばかりでした。
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明けてからはタナゴ狙いに。
釣れるのは主にタイリクバラタナゴとオオタナゴ。どちらも外来種ですが・・・
良さそうな水路や漁港を釣って周りますが、反応はモツゴばかり。
休日ということもあり、タナゴ釣りの方も多かったのですが、タイバラすら釣れていない様子。
どこに行ってもモツゴ・子ギル・エビの猛攻でタナゴがいない。
地元のタナゴ釣師の方もタイバラすら減っていると言う。
モツゴを避けてなんとか釣れたと思えば子フナと子鯉。
ワカサギ狙いの方に聞くとオオタナゴはドッグの中に多いらしく、釣れ過ぎるのでわざわざ誰も狙わないとのこと。
大人の手のひらサイズも釣れると言う。
しかし、実際は誰一人タナゴを釣っておらず、お魚キラーを仕掛けている人さえモツゴのみ。
騙されたか?と思い後半は一人で延々ポイントらしき場所をランガンしましたが、最後まで出会えず。
終いには季節外れの花火大会とバッティングしてしまい身動きがとれなくなる前に帰宅することに。
時期的な問題と場所かと思います。水路も当たり外れが大きかったので。目星をつけている場所もあるのでまた次回のお楽しみ。
今回も短い時間で楽しい釣りができましたが、また霞ケ浦に行く理由ができてしまいました。

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