近年 12月に入ると来年の目標が欲しくなる
来年のことは来年で・・・と思うのだが
年末に腹が決まらぬようで・・・なんとも・・
ということで、いろいろとネットを検索してたら
俺らしいイベントも見つかり
久しぶりに山MTBで足を慣そうかと、朝から慌ただしい
前日から用意すればスムーズに運ぶのだろうが
一晩寝て明け方に想いがまとまるのだから仕方が無い。
早朝から、15年もののトレック Y11を引っ張り出して様子を伺うに
Fタイヤに元気がない、
「朝から、パンク修理か? 貴重な時間を・・チェ!!」
と作業にかかるが
チューブのバルブの根元から折れて使い物にならない
予備チューブを探すが どれも米式で仏式の持ち合わせがない
しかたない、
今日はツートラ用?またはご近所用?の
ジャイアントで出動せざるを得ないようだ
ただ、このバイク山向きではあるが、Fが1枚のため足が短く
現地近くまで車で移動しないと、一日中街中にいることになる
まあ、楽ではあるが MTBで自宅から出発したかった
(じゃ、前日迄に用意しろよ・・)
場所は、夢でお告げのあった?、
市民の森近辺を走ろうかと
まずは唐八景公園の駐車場に車を入れ準備開始
先週 16インチで大村湾一周 110k出来たのだから(チョット反則)
軽い気持ちで 八郎岳往復でもしようかとAM11時 出発
駐車場からアスファルトを下り 登山道入り口まで2分とかからない

烏帽子岳まで4.0Kとの表示あり
(ハハッ楽勝!!)
ただ、この市民の森の枝道にはあまり詳しくないので
寄り道しながら、地形を把握して進みたい・・
と、マダマダ余裕一杯
すぐに、下りならば楽しそうな登り斜面の登山道が現れる

まあ、仕かた無い
、「苦あれば楽あり」と言うし・・
登山道には標識(案内板)も多いが
山や町名ではなく、「市民の森」内の施設や広場の名が多く
この森に詳しくない俺は、度々立ち止まり、
地図とコンパスを取り出すことになるが、景色が開けず・・
山感?で進むことになってしまう。
ちょっと不安になりながらも尾根のUP・DNを繰り返し
見知った場所に出る事が出来ると、でちょっと気もゆるみ
ちょっと道草なそを?・・と 「巨木スギ」と書かれた方向へ進む

気持ちよく走れたので、目的地を過ぎても先に進むと
やがて・・
道は落石で埋まってしまっていた

ここで、引き返そうとも思ったのだが
もう少しと、進んで見ると・・
ついには、薮コキした挙句

道は途絶え、わずかに斜面に細く獣道あるのみ
やっと 引き返す気になって 元のルートに戻る
既に、スタートから
1時間以上もかかって
まだ、進行方向では
2`も進んでいない・・
ちょっと、焦る。
しかし、
元のルートに戻っても やはり登山道ルートは捨てきれず
次は
、「昆虫の森」と書かれた方向へ
息せき切って登り上がると、若干の平坦部も現れるが
その代償としては少なめの、乗れるシングルトラックを軽快に走るが

すぐに行き止まり、担ぎを伴う登山斜面に至る
さらに、ゼイゼイ息を切らして登って行くと
登山客と思われる、
ご夫婦(と思われる)のホノボノ
昼食の真横を通過
挨拶をするが、キョトンとされてしまった。
そうか・・・もう、昼なのね・・腹がすいたかも・・
その後、しっかりした林道を捕まえて進むも
何だか、先程から標高が下がって行く
まあ〜 大丈夫だろうと進むが(降りるが)
一向に道がのぼる気配がなく、傾斜はきつくなりドンドン下るのみ

(ここから、結構、降ってしまっって気づく)
流石におかしいと、暗い林の谷間で地図とコンパスを取り出す
どうやら、小ケ倉水源地に降るルートではないかと判断し
元のルートに登り返すことにする、、、
この辺りでは、
道草遊びの余裕は吹っ飛んで、
タイム・ロスの意識が強くなってくる
その後、なんとか烏帽子岩まで伸びる舗装道を発見し
左下に見ながら
、登山道を進み、やっと、烏帽子岩に到着

既にPM1:00過ぎ、
スタートから2時間もかかってしまった
たった・・・
4キロほどの距離を・・
画像に写ってるのは雲仙岳(島原半島)
長崎の景色では私の3本の指に入る場所
天草方面や、また その後に広がる雄大な山々や
足元の宮摺の港につながる海を見ながらおにぎりを頬張る
八郎岳往復は既に諦めムードで、ノンビリと昼食・・
腹が満たされたら、元気も出だし
一つだけでも山頂に触れたくなった
ここから、一番近いのは戸町岳
私の中では目立たない山なので、登ったことはない
舗装された道を登り上がると、やがて、戸町岳の案内を発見
ん〜ん、イキナリかいと思ったが
腹も落ち着き、担ぎ上げる
少し進むと、戸町岳の初の全貌が見えてきた
気になるのは、全容より、、
又、画像の通り谷底に降りて、又 登るのね・・・ていうルート
で、それは、、、往復になるという事
で、谷底に降りた頃、
前方から登山客が現れ
不思議な顔で・・
「今からどこ行くの・・・?」
「いや〜 あの・・戸町岳に・・」
「自転車置いて行けばいいのに?」
「いや〜 こいつ置いてくと、寂しがるんで・・」
「・・・・・・?」
「・・・・・・!」
いや〜 俺って、友達は自転車だけの奴だと思われたな〜
まあ、良いか・・
と 思いながらなんとか到着した山頂は見晴らし最高
はじめての山頂には、はじめての景色が広がり気分がいい

小ケ倉水源地や長崎港が一望出来る
しばらく山頂を独占していると
登ってくる登山者のにぎやかな声・・
頂上を譲ろうと、自転車で降りだすと
「へー、珍しか〜」
「何処から来た?・どうやって降りるの?」
「ちょっと、写真撮らせて・・」
と、、帰りは
ちょっとした人気者自転車が・・
幾分、気分も晴れながら、戸町岳の登り口に戻り、
もうちょっと足を伸ばして、
次回目標の八郎岳方面入口を確認し
ちょっと 急いでUターン
なにせ、ここまで、
3時間15分程度要している
車に帰りつくのにどのくらいの時間を要するか、ちょっと心配になったので
舗装路を下り、まず、烏帽子岩に戻る
そこだけは頂きの岩まで登ったものの
その後は舗装路を飛ばして?戻ると・・・・・
ワズカ
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20分・・・!!
で午前の登山入口まで 戻ってしまった
逆に、車にもどったら時間を持て余す始末
唐八景の岩で、もう一台のトラ車で練習したものの
集中力を欠いたトラ練は長く続かず、とっとと帰路についたのでした。
次回は、もうちょっと此の辺りの地形を把握し
実の有るMTB遊びに興じたいと思います。
それと、15年もののトレックY11には
此の山はちょっと荷が重そうだし・・
早々もう一台とはいかない事情も有るし・・
かといって、イベントは控えてるし・・
山遊びはしたいし・・
どなたか、手放しても良さそうなMTB等有りましたら
情報を、又は、格安でお譲り下さいませ。

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