16日(日曜)は武雄町周辺の野山を
MTBにて走り回っている予定だったのが
前日の雪と冷え込みで道路が凍りつき、自宅から脱出不能
勿論、MTBや4WDで出ることは可能だが
ピッタリ、長崎から武雄までの高速道路が通行止めで、
遠出ははばかられる
雪の影響と言うより、寒波での路面凍結が問題なのだろう
午前中イッパイ通行止めが解除されるのを待ち、
バイクを積み込んだワゴンをスタンバイさせていたが
冷え込みは例年より強く・・ついにタイムオーバー
お隣の県で遊ぶには時間が足り無そう
(佐賀・武雄周辺は好天で雪もチラついていない様なのに)
午前中は雪に閉じ込められることになってしまったが
午後からは、せっかくの休日を楽しまねば
仲間になったばかりの
アンセムも疼いている事だろうし?
こんな時は次第に気になりだしていた、長与方面の山(
琴ノ尾岳)へ
足の短いバイクではふもとまでカーゴして行かなければならないが
アンセムなら充分自走で近づく事が出来る
多少の雪の舞う中アスファルトを長与の本川内駅へ
本川内ダムを含むこの近辺は、昔々の思い出がイッパイ詰まった場所だが
車での山ルートは何度も経験したものの、登山道となると不案内だ
上空の琴ノ尾岳は車でも登れるが、そのルートはアンセムが許してくれないだろう
近辺の状況を知るべく扇塚公園まで登り案内板を確認すると

琴ノ尾岳はモトより、面白そうな名前の山や岩が近辺にある
さて、どちらから攻めたものか・・・
まあ、先ずは琴ノ尾だけだろうと登山道を登る
みかん畑を過ぎると、スグに林道となり急斜面を押し上げることになる
どうもこのルートは一番の急勾配の尾根を選んでしまったようだ
しかし、勾配がきついほど登り上がるのも速いはず・・
・・などと自分を慰めながら登る
仕舞いには岩だらけの登山道となる

が、経験的にこんな場所が現れると頂上が近いことが多い
案の定、その後緩斜面となり琴ノ尾岳451m到着
頂上の神社で参拝 (作法にノットリ2礼2拍手1礼)

寒々した駐車場には一台の車もいない
この山は大村湾に浮かぶ長崎空港の眺めも良く、
あったかな車内でクツログ?男女の多い場所
(昔は?・・と、単独行のバイクなら感傷に浸ることも無く・)
登りの汗が冷えぬ間にサッソク下山
帰りはコンクリートで所々凍った遊歩道を選ぶ
途中、狼煙場を見つける

この烽火場、有るのは知っていたが何処だか不明だったところ
この、琴ノ尾岳は車で気軽に登れるため、わざわざ散策もせず
見逃していた場所、チョットすっきり。
下りは、登りの1/100程の労力とタイムで元の扇塚公園に戻る
ココからは始めての山との出会いとなる
先ずは案内通り、仙吾岳へ
猪除けと思われる電気柵を越え山の中へ
しばらく息を切らすと仙吾岳375mへ到着

見晴らしの利かない頂上にはタンタン岩方向に案内があり
・・・・・・・さっさと下る
扇塚公園がそれなりに標高があるためか
登りは半分ほど漕げるし、下りは乗って降りることが出来るくらいの勾配だ
700mほどで分岐に達しタンタン岩250mへ

長与の町を見下ろす絶景の岩だ

柵を越えて、バイクで乗り入れようかとも思ったが
モラロジーな私は絶景ナ岩の先端まではソロで到着(4つ足で)
(高所恐怖症の私には充分すぎるほどの場所でした)
その後分岐に戻り、丸田岳を目指そうとも考えたものの
日没も近く、ご安全に山を降りることに・・
山を降りて、この山の情報源の方の仕事場に寄ってみたところ
丸田岳からのバイクでのダウンヒルが楽しいノニ?
・・みたいな事を教えてもらい・・・チョット残念!!だが
既に暗くなって、前後灯をつけながら帰宅に着くアンセムの上で
午前の欲求不満が吹っ飛んでいる自分を確認することが出来ました
山はいつでも待ってくれているので、次回を又楽しみに
Dst 40k
Ave11.6k
Mx54.5k
※耐寒グローブのため手先の冷えも無く快調な山サイでした。
乗り手に比べて15年の間に進化したMTBアンセムには村上春樹を真似て
「18’til i die」=『死ぬまで18歳』と書いた。

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