2年ぶりに、
このスタートラインに戻ってきました
到着の前日土曜はガラガラで明日あるのかしら?ってな感じですが

昨年より選手の駐車場が受付より遠くなっていて(約2キロ)
自転車持参で受付へ
当日、スタート時間8時30分にはギッシリ

15分前に各ブロックは閉ざされ
8000人が思い思いにひしめく
自分は5時間予想でDブロック
随分と後ろのようですが、まだ後ろにもランナーが続く位置
のんびりスタートには良い位置かと?
スタート合図を待ちながら・・・
前日、電話をくれた方
メールで応援してくれた方
補給食を届けてくてたマラソン仲間
ちょっと心配顔の家族や
今回特別にお世話になったtoraさんと愛する仲間の
顔を思い出しながら若干の緊張とともに
このスタートラインに戻れたことを素直に感謝しました
あとは、前回も来てくれた大阪と北九州の学生時代の親友達が
来てくれれば・・
「オリンピック選手じゃあるまいし」大袈裟な・・と
思われるかもしれませんが、まあ〜チョットだけ・・
感傷に浸ってみました。
さて、
前日の土曜は受付が終われば何もすることもなく
予定通り、
toraさんのバイクショップへ向かう
時間もあるし、動画をいつも見せつけられている
toraさんにトライアル指導などしていただきました
刺し技や、ダニなど、いつの間にか随分差をつけられてしまいましたが
丁寧に伝授していただきまして、
マラソンに来てトライアルに火をつけられた感じです
勿論、一朝一夕にできる物では無いのですが
しっかり、ヒントとやる気をいただきました。
そして、その後 会場近くに車を運び、
toraさんにお世話になり、夕食のもてなしを受け宿泊
前日のことにて、アルコールは控えようと一瞬だけ思ったのですが
結局、いつもより飲みすぎ・・
暖かい布団で気持ちよく目覚めたものの
若干、天井が回っている私のベストの朝となりました
おまけに、

パワーの出そうな朝食を用意してもらい
オニギリ4個(茶碗4杯分くらいの)を完食し
会場へと送っていただきました
食べながら、これで5時間は充分戦えると
涙モノのオニギリでした
さて、
8時30分遠くで号砲の音
集団はゆっくりと進み、スタート地点を超えたのは
4分半後
いつもと違うのは、
GPS時計を装着している事
近頃の体調もちょっと怪しいので、同時に心拍数もとれるため
スピードは気にせぬつもりで
心拍140台を維持しながら走り出しました
が、、いや〜 ドンドン抜かれる・・
しかし、今回はタイムより気持ちの良いマラソンを目指すつもりなので
前半はブレることもなく
淡々と海沿いの景色を見ながら走る
ちょっと冷たい向かい風がぶつかってきますが、
まあ〜 順調かな?
まずは8キロ地点で折り返し

折り返し直後のため両車線とも大混雑の状態
20キロ近くなり、未だ疲れも見えず
いつもの、35キロの壁なんて無いのかも??なんて
楽観的な感じも出だした、長い
彦島トンネルに入ろうとした時
学生時代の親友から携帯に連絡があり
前回と同じ、30キロ付近の長州出島の定位置にいることが分かり
なおさら、勇気&元気をもらいましたが
まだまだ、10キロ近く先のこと
ちょっと焦りますが、気をもんで待ってもらう他はありません
ここで急ぐと、後半戦の地獄が訪れれば太刀打ちできないでしょう。
随分とまたせた挙句、
彼らの待つポイントに近づき
携帯で連絡を取りながら、キャップを回し気づいてもらう
動画撮影をしているみたいでカラ元気を振り絞って顔を確認し
短く挨拶し通過する
長州出島で折り返せばもう一度、通る地点なので
頑張って走りますが、待たれてると思えば、
随分と遠い2キロ程となりました
案の定2回目の出会いでは
「前回より遅い!!」と叱咤激励され
2年の老化を感じつつ、正念場の35キロ地点に向かう
後半はアップダウンが多くなり、疲れとともにやはり
体の動きが悪くなってくるが、
今日こそは絶対に??歩かないと決めて
早め早めにストレッチを入れながら35キロを迎える
先程から集団の中で
金髪の女性(日本人)の揺れる後ろ髪が印象的で
歩いたり走ったりされているので、追い抜くが
1キロごとにストレッチを繰り返さなければならなくなり
抜いたつもりが前を歩いているという繰り返し
歩いたほうが効率が良さそうだが、ストレッチに時間をかけても
今日は最後まで歩かぬと決めた事は一応守れている
傍から見ると、歩いているように見えたとしても
あくまで、自分は走れている
心拍は150から160近くを示すが
「35キロ過ぎは根性だけ」と愛読書にもあったし・・
しかし、その根性というものを持ち合わせていないので厄介だが、
股関節と膝の痛みはひどくなるが
心配していた、足底の痛みが我慢の範囲なのが助かる
ウエストバックに忍ばせた、ウォークマンをセットし
只今、大好きな
「福原美穂」をガンガン耳の中で響かせて
総動員して走るが、普段でも歌詞と歌声にしんみりとする曲もあり
弱った心に泣きが入りそうになるが、それでも随分と助けられる
後半、気温が上がると予想されたが、冷たい海風は体を冷やし
心拍を上げるが体が温まらず、冷え切ってきたので
雨を予想して持参した、ゴミ袋を被って走る
随分寒さが和らいだ、
ボランティアだろう中央線に配置された少年少女達も
寒そうだが、必死に応援してくれる
しかし、「アリガトウ」と声を掛けられなくなってきたのが
心残りだが、なんとか悲壮感漂っている感じで走る
残り2キロだが、ゴールが近いとは一向に思えない
最後にストレッチをし、最後の1キロを走り
ゴール。
タイムは前回より10分以上遅く
ネットで5時間13分51秒
しかし、今日は
完走!!
できたことに結構満足感があった
いつもの、マラソンには無かった事だ
42.195キロに勝てたと思わないが
負けはしなかったかな?と・・
その後、ゴールで迎えたくれた親友達と出会い
久々の話題で盛り上がりつつ、食事をし
別れたのはそろそろ暗くなりだした頃
急いで、風呂へ向かい汗を流し
toraさんに報告に向かう
あまり遅いんで、心配をかけた様だが
一緒に喜んでもらった
で、、、その後、
既に暗いし、、
雨も降ってるし、、、
酒も飲みたいし、、、
もう一泊 泊まっていけば・・??
と言っていただき
断ろうはずもなく、もう一晩甘えさせていただき
居酒屋で馳走していただき
今朝、長崎へもどった。
今回は特に皆さんから多くの力を頂いた
折角の休日を潰して、疲れたランナー600人以上を
マッサージしてくれた方の声も訊け
単なる綺麗事で無く、多くの方たちから支えられた大会であったと知り
走ることだけに有頂天になってはいけぬと思い知らされました。
本当にアリガトウございました。
最後に
エプソンGPSのPCデータ
気になる方もいらっしゃるかもしれませんので

マップ

スピード、心拍、距離
(遅いのは情けないですが・・)
赤線、グラフがスピード
後半の落ち込みはストレッチや給水
青色は心拍、後半150を超えたがスピードは上がらず
ほかにも、情報だけはしっかりと残りますし
リアルタイムで現在のスピート、距離、心拍は解りやすく表示されます
さて、それをどう使うかが今後の課題ではありますが。

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