2015年4月26日
第一回 多良の森トレイルランニング参加
トレランは昨年8月、熊本・五木より2回目となるビギナー
距離は19キロと五木の約倍で自分としても最長距離
距離だけ言えばフルの半分ほどだが
獲得標高は1455Mと十分恐れるに足りる
完走は?
経験の少なさと
初のコースという事もあり未知数
実は試走のチャンスは何度かあったのだが
見送っていた・・・理由は
初めてのコースに新鮮さを味わいたかった事と、
一度でも試走すると辛さからDNSしそうだったから??
会場で受け付けを済ませ
水は何リットル?補給食は?と
その不安から、結局ありったけバックパックに詰め込んで
スタート会場へ移動
お誘いした山の師匠も急遽トレラングッズを揃え会場でお会いできた
一万人以上を集めるフルマラソンとは桁が違うが
精鋭(好き者?)とおぼしき180名ほどがスタートを待つ

九州各県はもとより、東京、大阪からの参加も名簿に
あわただしいスタート前だが

龍踊の奉納も・・・
一役買ったのは高校時代の同級生で応援団長だったK君
彼もランナーだが今回は裏方で大会を盛り上げる
「もってこ〜い」の掛け声が終わると
いきなりスタート1分前のアナウンス
お蔭でスタート前の緊張も無くスタート
先ずは園路から登山口までの舗装路を進む

いつもの癖でノンビリとしたスタートで後方に着くが
マラソンと同じくく後ろにも団体がいるだろと振り向くと・・

最後尾のゼッケンをつけたスタッフが真後ろに・・
「ヒエェ〜」とちょっと速度を上げたが
二人に抜かれて、、、恐らくドべから3人目
マラソンみたいに自分以上のドビギナーはいないみたい
ちょっと焦るがまだまだ始まったばかりと
じっくりと腰を据えてMYペースで進むと決める
やがて郡岳に登る登山道へ・・
数歩走っては見たものの無駄な抵抗と諦め

広くもない登山道のほぼ最後尾を歩く
ジリジリと上げていきたいが郡岳の頂上まで
動いている参加者を抜いたのは一人だけ
頂上まで0.2キロの案内で最初のポイントを知るが
山の0.2キロは簡単ではないと思ったが
思った以上に早く?まずは郡岳へ到着
スタッフからいい景色ですよと案内され
下界を望むが・・

景色を望む余裕もなく遠目山方向の尾根道に戻る
走れる気持ち良い尾根道がつづくが
後ろからの足音も迫る

真後ろに迫った足音に道を譲ろうとしたら・・・
後ろで女性が・・ズッコケた・・
直ぐに起き上ったので先に進む・・
スピードアップしたいが油断はできない感じ
倒木や岩、木の根を超えて遠目越えのスタッフのいる地点へ到着
休憩されていた方もいたが時間を惜しんでストレートON
やがて、、遠目山頂上へ
幾分ホッとして

女性スタッフにカメラを渡し小休止
順位は別としてマズマズの時間じゃないの・・かな〜??
もう少し進むと下りにかかるはず・・
予定通り下りにかかり、一安心と思ったが
雨なら川になりそうな苔むした岩場の下り
幾分疲れた足なのでタイムは気にせず
転がらぬように降りる

川中や沿い、川渡りを何度も繰り返してふもとを目指す
雨が降ってたらエライ困難を強いられただろう
好天で良かった
川から離れてガラ場の林道を進み
どうにか・・

3時間30分の関門が見えた・・が・・
そこまでのコンクリート道の勾配に足が止まった

2時間15分で到着
時間にゆとりができて、
用意していただいたイチゴやお菓子をいただく
だが、地形図ではこの後、急勾配の登り返しが待っているので
そそくさと関門を後にする
思った以上の勾配とガレ場のゆるさで足裏が安定しない

ドンドン斜面は急になる感じ、、、だし
登りの距離があり下肢の裏側(アキレス辺り)が爆発しそうに痛い
登りに慣れていない脚が恨めしいが
心拍計の上限を150とし尾根までを耐え忍ぶ

このあたりになると前後は同じような顔ぶれで
ライバルと言うよりは同志といった感じ
やっと勾配が緩くなり後ろに向かって
「ここまで来れば平坦ですよ〜」と声を掛ける
(
人の世話を焼いてる余裕がお前にあるのか?)
行きで通過した遠目越えのスタッフポイントで
「お帰りなさい」と声を掛けていただく
一息入れて、もう一度 郡岳への尾根道を登る
行きでは気持ち良く走って下れた場所だが当然歩きが入る
しかし郡岳まで行けば後は下り、
ゴールも近いので気持ちには余裕が生まれる
程なくして郡岳頂上
スタッフからの激励を受けて下る
が、、かなり脚も消耗していて
右膝の内部の反乱分子が騒ぎ出す
かなりスローな下りだったのだが
抜いていく人も少なく、他も同じか?
(
それとも最後尾か?いやいや少しは抜いたし)
登山道をおり、幾分平坦な林道を力なく走っていたら
後ろから足音、、女性ランナーだ
しばし並走し(てもらい)会話を交わす
ロード専門で初のトレランだとの事
背中には転んだ跡がしっかり
皆さん苦労の跡が見える
「6時間の関門を僅かでも完走?」で走ってきたが
4時間切りの欲が出てくる、、、ムム??
アスファルトに出て
「残り1.4キロ」とスタッフから声がかかる・・と
女性ランナー余裕のペースアップ
おいでおいでの手招きを受けたが・・
無理!
その後ろ姿はあっという間に遠ざかって・・見えなくなった
彼女は4時間切っただろうかといらぬ詮索をしながら
残りの水を頭からかけながら辛い平坦を抜けると
ゴール!!
記録は4時間02分

休憩後のヤラセゴール
いや〜、疲れはMAXだが楽しさ一杯、充実感満杯
来年の目標タイムが出来た感じです。
大会数が多けりゃトレラン大会のめりこみそうです
参加者、関係者 多謝!!
≪来年があったら?の記録≫

マップ

勾配と心拍
心拍もう少し上げれたかも、、来年の課題
トレランでの己の体の取扱説明もだいぶわかった大会でした。
※ハイドレーション 塩JOYサポート1.0L⇒0.8L消費
水0.5L⇒ 関門で補給0.3L(頭にかけて気分爽快)
補給食 いっぱい持っていくも・・
パワージェル 41g×2 カロリーメイト1ブロックの消費
(何やかや10個以上・・あます)
前日カーボローディング??で白米増量3食、
当日朝ドンブリ飯+会場でオニギリ2個
(スタート前ジェル食い忘れ)
筋肉痛・・太ももにチョッピリ⇒練習はほぼ合格か?
(明日来るかも)
帰宅後、ビール飲んで寝っころがってたら・・
右太もも内側・・攣る(5分程)
初の部位、、対処方法知らず、、苦しむのみ
(死ぬかと思った)。

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