*菜の庭学舎*は、 天王寺ナーサリーとして、乳幼児の発達と親の学びの親子クラスと新生児の訪問ケアを、天王寺学舎として小学生クラス、大人向けのアントロポゾフィーの講座を開設しています。 場所は大阪市内、天王寺周辺。 すべての講座に関してのお問い合わせ、お申し込みは、kodomonojikan_osaka★yahoo.co.jpもしくはフェイスブックのメッセ−ジでご連絡下さい。(★を@に変えて下さい。) フェイスブックではクラスの様子をお伝えしています。 https://m.facebook.com/kodomonojikan.osaka/

2009/9/1

ぬらし絵体験クラス@和歌山  出前講師

 28日(金)は和歌山県岩出市へ行きました。
momoの会というその集まりは、シュタイナー教育の勉強会やオイリュトミーをされて10年ほどになるそうです。
 主催者である西さんに駅まで迎えに来ていただき、この日の会場として提供してくださったご自宅へ向かいました。
 暖かい雰囲気の、十分すぎるくらいのお部屋をお借りして、午前は幼児8名、午後小学生7名でぬらし絵を体験していただきました。

 私にとっては子ども達が一番の先生です。ぬらし絵を通してたくさんのことが見えたり、感じするので、終わった後は本当に疲れます。先生達から教わることが多すぎるのかもしれません(笑)そしてそれより骨が折れるのは、その教えてもらったとことどうやって周りの大人に伝えるのか?またはあえて伝えないのかという判断です。

 今回の和歌山momoの会では体験のみ(気質等については別途自由遊びの様子等を観させていただく必要があります)ということだったので、時間的にも一人ひとりの気質についてやぬらし絵の様子から感じられることを保護者の方と共有することはできませんでした。後日メールでいただいた質問には順次お答えしていますが、気質については上記のとおりお答えできませんのでご了承下さい。

 シュタイナー教育に興味を持たれた方は、色々体験をしたいと思われます。それに応えようとしても、頼まれても無いのに見えるものがあることもあり、ついオーバーワークしてしまいそうになります。
 しかし、ナーサリーを続けていくのであれば、お気軽な体験のみという間口を広く持つ必要があるとも感じています。お母さん方を警戒させてしまう敷居などあっても子ども達にとっては何の意味もありません。
 もう一つは雑談の中に育児相談を入れないということです。これも私の力量不足によるものです。ほとんどの場合、お母さんも疲れており、大人が慰めて欲しいだけのこともあるのにそれ以上を話してしまうからです。
 「境界線を保つ」これが私の今の大きな課題であることを気づかせていただいた、今回のぬらし絵体験会でした。
 
 子ども時代を子どもとして生きることが難しいのは都市も田舎も変わらないと感じました。私達は人類史の中でも大きな転換点にいるのでしょう。人間とは?人間らしさとは?という命題は哲学者や専門家に任せるのではなく、一人ひとりのなかでさらに認識を深めていく必要性は避けられないものになるでしょう。

 一昔前は、地域の共同体や、宗教や、統治者が担っていたような枠はもうほとんど姿を消したようです。姿を消したこともまた必然だったとすれば、共同体が担っていたものが何であるかを知る必要があると思います。外にあったものを個の内に宿すことはどうしたら可能になるでしょうか?
 もしくは個の内にあったものが外に委託されたものもあるかもしれません。


 オイリュトミーもできるくらいの広くて暖かい空間と主催者である西さんの想いから繋がるものが、これからも、次世代のお母さん達にとって実り豊かなものでありますように。
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