*菜の庭学舎*は、 天王寺ナーサリーとして、乳幼児の発達と親の学びの親子クラスと新生児の訪問ケアを、天王寺学舎として小学生クラス、大人向けのアントロポゾフィーの講座を開設しています。 場所は大阪市内、天王寺周辺。 すべての講座に関してのお問い合わせ、お申し込みは、kodomonojikan_osaka★yahoo.co.jpもしくはフェイスブックのメッセ−ジでご連絡下さい。(★を@に変えて下さい。) フェイスブックではクラスの様子をお伝えしています。 https://m.facebook.com/kodomonojikan.osaka/

2009/8/21

コドモノジカン レポート6  コドモノジカン

 20日(木)1歳さん2人、3歳さん1人、4歳さん1人、6歳さん1人、6歳さん1人と大人2名。
 ベランダのタライでお水遊びができるように用意。すぐにお水に入るのは1歳児さん。何度もベランダに寄ってくるので「入ったら?」と誘っても「いいわ」と言ってみるだけの幼児さんたち。外遊びは短めでしたが、お昼ごはんの焼きそばはあっというまにたいらげていました。

 21日(金)0歳さん1名、3歳さん2名、4歳さん1人、6歳さん1名と大人3名。いつものようにお味噌汁の具を切ってくれる幼児さんたち。腕の使い方のことをご参加いただいた親御さんにお伝えしました。
 サーカスの綱渡りを思い出していただくとわかりやすいと思いますが、バランスをとるのには両腕を使いますね。使うことができるのです。腕が発達するには足腰がしっかりする必要がありますね。身体の中心がぶれると腕は思うようには使えません。大人からすると発達は理屈から理解しますが、子どもにとって、発達は生きることそのものなのだということを忘れないようにしたいですね。
 大人のおおらかさと暖かい見守りのなかで、触覚や自己運動感覚が十分味わうことができますように。
 
 年齢の違う子ども達が集まって遊ぶことを目的としたこの夏のコドモノジカン。
 子ども達より、大人のほうが構えたのではないでしょうか。

 私にとっては、どのお子さんにも共通の課題があることもさらに認識させられました。それは丸ごとこれからの大人の課題です。

 大人から見てハラハラすることもあったかも知れません。でも見て欲しいのは、初めて出会う子ども達のお互いの様子です。振り返ってみて、わが子と出会った子どもとのかかわりを思い浮かべることができるでしょうか?情景より、そのときの感情が先に出てくることもあるかもしれません。

 お子さんのみの参加の方で、様子をお知りになりたい方は、どうぞご遠慮なくお知らせ下さい。

 既に何件かご感想をいただいています。ありがとうございます。
 ご参加いただいた感想や、ご意見がありましたら是非是非是非!お知らせ下さい。



 本日で、'09夏のコドモノジカン―ナーサリーは終了しました。ありがとうございました。



 来週は天王寺ナーサリーとしては初の小学生の時間(25,26日)と和歌山にてにじみ絵の体験クラス(28日)があります。

 1月にも行きましたが、また医学の講座が東京にて行われます(27日)のでそちらにも出席してきます。前回は小児科医のミヒャエラ・グレックラー女史でしたが、今回の講師は皮膚科医師のリューダー・ヤッヘンス氏。講座のタイトルは「アントロポゾフィー医学から見たアレルギーとアトピー性皮膚炎」です。

 9月以降の予定のアップが少し遅れます。まいどすみません・・・。
24日の月曜日までには何とか・・・ガンバリマス。

 



 

 
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2009/8/19

コドモノジカン レポート5  コドモノジカン

 10日(月)はこども3名と大人1名のご参加。雨模様の日だったので、室内遊びになりました。半年振りに会う1歳さんは、お部屋に入るまでに20分ほど廊下を散歩してました。私を見ると手で目をかくして姿を消します(笑)人見知りもいろんな表現がありますね。どのような表現かによって気質がわかります。人見知り=憂鬱質ではありません。

 11日(火)3歳さん3名、2歳さん1名、0歳さん1名と大人が3名。
大人は社会の中に出て、社会的な人間関係を通して自分を知ります。その社会的な人間関係の基礎になるのが、この乳幼児期ですね。この時期に身体の形成に必要な環境をできるだけ整えることで、社会的能力が後に成熟するのです。
 臓器を含むからだの形成期に、模倣を通して身体能力や、人間の生の営みを真摯に学んでいるこの時期の子どもに「仲良くしましょうね」とか「物を分け与えましょう」といった言葉掛けは大人の自己満足以外に効果をもたらさないのが現実ではないでしょうか?
 他者と仲良く過ごしたり、日常で貸し借りをするお手本が子どもの周りにあることが必要ですね。それが大人としてできることではないでしょうか。

 12日(水)0歳さん1名、1歳さん1名、3歳さん1名、6歳さん1名、大人1名。ベンダのタライにお湯を張って水遊び。3歳、6歳のこどもにつられてよく走る1歳さん。この日、1度も抱っこをせがみませんでした。赤ちゃんがいるとおねえちゃんモードになる3歳さん。1歳さんに遊ぶおもちゃを次々取られて、戦いモードになる6歳さん。6歳さんからしたら、1歳さんは確かに作ったものはすぐ潰されるし怪獣みたいなもんですよね(笑)

 18日(火)2歳さん1名がお休み。1歳さん1名、3歳さん2名、6歳さん1名、大人1名。この日も暑い日だったので、ベランダにお湯と水のタライ2つを用意しました。水に興味が在るものの、なかなか水に触れない3歳さん2名と6歳さん。子どもの硬さは現代的な問題でもあるような気がします。服をぬらしては、または汚してはマズイとか子どもが考慮する問題でしょうか?

 19日(水)この日は単発の方が多く、なんとなく私がバタバタでした。すみません。6歳さん2名、4歳さん2名、0歳さん1名と大人が3名。
 何かを体験した時は、子どもから感想を言うのを待ってあげてくださいね。評価も心に留めておいて、子どもの語りかけに耳を澄まして聞き取ってあげてください。インタビュアーのように根掘り葉掘り聴くと内面で体験にしたことを言語化できない幼児さんにとっては、本意ではない言葉を無理矢理紡ぐことになりかねません。前にやった事があるかないかとか、それを知ってるとか持ってるとか表面的なことに留まってしまいます。今はまだ、体験は体験のままで崇高な結晶化をひそやかに進行させるのです。


 今からおよそ90年前にヴァルドルフ学校が設立された時、シュタイナーは、子ども達が鉛筆を持つ様子を観て、「幼稚園が必要だ」と言ったそうです。
 子どもは誰に言われなくても、模倣の衝動によって成長します。座ること立つこと話すことすべてです。そして模倣によって身体をバランスよく整えていく能力を持っています。

 模倣ができなくなったから鉛筆が正しく持てなくなったのでしょうか?90年やそこらでは、人間の成長の原則は変わりませんね。
 模倣の対象である大人がもはや対象=子ども達のお手本となりえなければどうでしょう?

 

 教育は大人の恣意や、言いわけや、気まぐれや、偶然や、流行物の組み合わせで成り立つものではありません。
 子どもの発達原則からのみ、必要な時期やタイミングを知ることができるのではないでしょうか?

 子どもが「自発的にあらゆる生活の中からの模倣遊びをする」この遊びの中にこそ子どもの健全な成長があることが、どうか、なんとか、伝わって欲しいと、切に、切に願います。
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2009/8/7

コドモノジカン レポート4  コドモノジカン

 今日はぬらし絵をしました。黄色と青、赤と黄色、赤と黄色と青、2色から3色へ。
色を置く様子、間、腕や指の動かし方、利き手、利き手と反対の手の様子、足の位置、呼吸を丁寧に観察します。今の様子を知ることで次の発達の課題を見ます。そしてどのように環境を整えるか思い巡らせます。

 いつもと違う公園に遊びに行きました。水がある空間というのは子ども達には重要ですね。服はびしょぬれでしたが(笑)秘密の迷路を通って帰宅。

 にじみ絵のときだけではなく、もちろん常に子ども達を観察してます。お母さんにどのように伝えるか、いつもかなり迷います。模倣の原則によって子どもたちは色々なことを身につけていきます。大きなお世話にならないように、基本的に尋ねられたら応えるようにしていますので、お聞きになりたいことがあればご遠慮無く聞いて下さい。

 2学期の大人の学びのカリキュラムが少し見えてきました。できるだけクラスにきてくれている子ども達の様子から、今必要なことを優先していきたいと思っています。それにしても、いつも予定がギリギリですね・・・。申し訳ありません。2学期の予定は20日ごろアップします。
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2009/8/5

コドモノジカン レポート3  コドモノジカン

今日も暑かったですね。昼食作りのあとは、またまたお外遊びです。
 とにかく色んなものに触れたり、変容する様子をまずは触れることで体感して欲しいと思っています。とにかく今の環境だとそれが本当に足りないのです。感覚が閉じるのが早くなってしまうと、触れることに躊躇しはじめ、それを補うかのように大人顔負けの「説明」をしはじめます。
 このような子どもは何を学び何を基に人生を歩み始めるのでしょうか?

 12感覚のうちこの生まれて最初に一番子どもが嬉々として取り組む触覚体験は、後の自我感覚につながって行きます。自我感覚とは、他者の自我を知る感覚です。それぞれ質の違う存在としての他者です。「哺乳類で霊長類で・・・」という説明できるもの以外のその人自身の『質』を知覚するという感覚の基となるのです。
 そして、身体で質の違いを豊かに体験できるのはこの第1七年期なのです。

 生まれて間もない赤ちゃんは、抱っこしてくれる大人の機嫌を良く知ってますね。触れることで相手が落ち着いてるか緊張してるか、イライラしているか、会話をしなくても知覚します。「早く寝て欲しい!」と焦ったり、イライラしてると寝てくれないですよね(笑)
 そして周りにあるものに対して、関心が開いているので、どんどん触りに!行きますね。これが乳幼児の本来の成長の姿であり、それが満たされることで次の成長に繋がっていくのです。

 全身が感覚器官であるこの時期に、触れてそのモノ(周りの人々も含む)の質を体験することの重要性がもっと認識されることを切に願います。

 ですので、お母さんも参加される場合は、他のお子さんとも是非積極的に関って下さいね。そしてお子さんだけの方は、このチャンスに思いっきりご自身の時間を楽しんでください!日常の中に自分の時間をしっかり持つことで、お母さん自身の感覚ももっともっと自己信頼からの知覚になるといいな、と願っています。

 明日は私の心理学のゼミのため、クラスはお休みです。

 次回は金曜日。水彩と室内遊びをします。この日はクラフト・デイにする予定。まだ空きがありますよ。ご参加お待ちしています。

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2009/8/4

コドモノジカン レポート2  コドモノジカン

 8月4日は、2歳、3歳、4歳、6歳の皆さんと、お母さん2名の参加。
やっと真夏が来たっていう感じのお日様でしたが、公園のクリの実はもう色づき始めていました。柿の実はまだまだ小さく青いですが。

 今日はトマトスープを作りました。にんじんは3歳さん、なすびは6歳さんが切ってくれて、きゅうりは4歳さんが店長らしい新しいアイデア切りを披露してくれました(笑)大人では考え付かない大きさでしたが、子ども達には大好評!2歳さんは、うちに来るのが久しぶりなので、彼の命名による「ばんばんこ」で遊んでました。

 食事の用意ができたら、今日もお外にお水をもって行きました。公園に着くと即、タライの水に入る6歳さん。葉っぱや木の実をさがしてお料理作り。まだまだ青く堅いざくろの実を割って試食していると、最初は警戒していた2歳さんでしたが、味にはまったようで黙々とつまんでは食べていました。警戒しながらも、よだれが出ていた6歳さん!ちょっとすっぱくて種があった!と笑顔。その6歳さんにつられて、3歳さんは今日はかなり活発。昨日のお世話役とはまた違って登ったり、走ったり、飛んだりしてました。お部屋では観察モードだった4歳さんは、ベンチで電車ごっこ。皆を乗客にして真剣に運転していました。


 明日はあかちゃん2名を含む子ども5人とお母さん2名の予定です。


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2009/8/3

コドモノジカン レポート1  コドモノジカン

 チラホラと、夏休みはクラスがないのでしょうか?というお声を聞いていましたが、これほど反響があるとは、予想外でした。もうちょっと部屋が広ければ、お昼寝してもらえるんですけどね・・・。どこか古民家空いてないかなあ・・・。

 さて、夏クラス、初日7月29日のご参加は3歳5歳の2名とお母さん1名。ブログに日程をアップした翌日だったので参加は無いな・・というこれまた私の予想は見事に外れました(笑)
 水彩の絵の具を使って団扇に色塗り。その後は、タライとママゴト道具をもって公園へ。バケツに2杯の水も使って、砂場全体を使って山や道を作って遊びました。様子を見ながらママゴト道具の種類を増やしていきます。

 8月3日の今日は1歳半、2歳、3歳児さんの3名とお母さん2名。
 2歳さん、私に会うのが半年振り(もっと?)でしたが、お母さんいなくても大丈夫でしたね。公園の砂場ではタライの水にどっぷり浸かり、他のお母さんにシャワーをしてもらいすっきりして、たくさんごはんも食べました。少しずつ入れてるとはいえ、お味噌汁のおかわり4杯(笑)しっかり食べると代謝も良くなるのか、食後2歳さんだけでなく、1歳半さんももよおしてました〜。
 1歳半さんは、初めてのお友達に囲まれても特に動じることは無いように見えましたが、やはり、手をぎゅっと握ってる時間が通常のクラスのときより多かったかな。今日もお昼寝をしっかりとしていることでしょう。
 3歳さんは、普段は年上のお友達に囲まれているのに、この日は一番大きく、自身がお姉ちゃん役に徹しているのが微笑ましかったです。触覚も生命感覚も彼女の中でいいバランスになってきてると思います。これからは遊びの中で、腕の動きや腰を使う動きが模倣できるように(現代では家事の力仕事は減りましたからね・・)、私たち大人が働く姿を見せてあげたいと思います。

 ここでは何度も触れていますが、6,7歳までは身体を形成している時なので、どのようなことを模倣するか、知覚するかによって、具体的に身体の傾向が作られる時でもあります。子どもの身体をよく観ながら、夏クラスを進めて行きます。


 それからカウンセリングも受け付けています。子どもを育ててると、たくさんの引っかかりや、思いと違う行動や言動をとって自己嫌悪に陥ることが出てきますね。相手が子どもであることで、なおさらそれまでの対人関係ではなんとなくやり過ごしてきた問題が顕在化される時期でもあるようです。
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