*菜の庭学舎*は、 天王寺ナーサリーとして、乳幼児の発達と親の学びの親子クラスと新生児の訪問ケアを、天王寺学舎として小学生クラス、大人向けのアントロポゾフィーの講座を開設しています。 場所は大阪市内、天王寺周辺。 すべての講座に関してのお問い合わせ、お申し込みは、kodomonojikan_osaka★yahoo.co.jpもしくはフェイスブックのメッセ−ジでご連絡下さい。(★を@に変えて下さい。) フェイスブックではクラスの様子をお伝えしています。 https://m.facebook.com/kodomonojikan.osaka/

2014/4/8

初登園・初登校  プレイクラス

初登園、初登校のお子さん達の様子はいかがでしたか?

泣いた、泣かなかった、ママからすんなり離れたとか、離れなかったとか表面的なことではなく、与えられた場所に居て、子どもの知覚感覚が働きそれを子ども自身が感じたかどうか?に関心を向けて下さい。

普段から外的な刺激に飛びついてしまう傾向のある子どもは楽しませてくれそうな所に吸い寄せられて行きます。

一見すんなりママから離れて1人で行動できたように見えますが、「楽しませてくれそう」な事がなかったらどうなるでしょうか?

吸い寄せられて行くということは、自分の意志と身体の知覚が薄い状態です。
意志と身体が「外的状況に引っ張られ続ける」状態を考えてみて下さい。

恐らく「外的な刺激に引き寄せられる・引っ張られる」状態が継続すれば疲れるでしょう。

一見食いつきが良いように見えて「引っ張られている」子どもに、
「今日は幼稚園楽しかった?」と訊くと、
間違いなく「楽しかった!」と応えるでしょう。

子どものその発言を聞いて親は良かったねと返すでしょう。
子どもは「楽しかった」と言えば親が喜ぶと学ぶでしょう。

入園当初は親にとって「子どもが園で楽しく過ごせるか?」が一大問題なので心底そう応えると思います。

しかし数日経つと親は「子どもが楽しく過ごしてると応える」ことが当たり前になり、子どもの「楽しかった!」という発言にそれほど切実に応えなくなります。

半月もすれば「引っ張られるしんどさ」が溜まってきた子どもは朝行き渋り始めます。
そして「楽しい」と言っても親が本気で反応しないことも気づき始めます。

このような状態を知らないと親は子どもに、

「どうしたの?しんどいの?(又はどこか痛いの?)」
「幼稚園で(学校で)何かあったの?」
と理由を尋ねるでしょう。

子どもは生まれてから数年間かけて親とのやりとりで学んだ「親が一番反応を返してくれる言葉」を使って応えるでしょう。

子どもの本当の状態に気づかないまま「子どもの発言を表面的に真に受ける」と子どもの状況は悪化するしかありません。


知覚感覚が健全に育ちつつある子どもは、その都度知覚したことを表現として現わします。
不安だったら泣くし、興味があればじっと観察したり、触れたりします。
そして時間と共にその子どものペースで関わり方を見つけていきます。

皆さんのお子さんの様子はいかがでしょうか?







逆にママから離れずに居た子どもも観察してみて下さい。
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2013/9/22

プレイクラス・レポート それぞれの経緯  プレイクラス

木曜日午後の、天王寺プレイクラスの子ども達は3年〜5年一緒に過ごしてきています。

Aちゃんは、当初(2歳前)、夜泣きが酷く、食が細く、かんしゃくを起こすことが多く、顔色が青い子どもでした。「食が細くて、好き嫌いがはっきりしている」というのがお母さんからみたAちゃんでしたが、初めてのナーサリークラスの昼食時に私が出した食が細く嫌いなはずのトマトをぺろりと嬉しそうにしかもほぼ1個食べました。その後も大嫌いなはずの胡瓜を、私がプレイクラスのおやつに出したら一番たくさん食べたり。

 食の細さや量の偏りは、満腹と空腹のリズムが不調和なことから来ています。乳幼児の言う「嫌い」は本当に「嫌い」なのとは違う事が多いのですが、大人の側がそれに気づけていないままの対応になることが多く、さらに偏食傾向が強くなるようです。

 同時にママのケアも行ってきました。→こちら


Bちゃんは、当初(1歳前)、触覚体験の不足とそれに伴う身体の重さ、皮膚の弱さ、鼻血が止まりにくいという子どもでした。まだ月齢が小さかったので触覚を目覚めさせることはすぐに対応でき、次の課題は歩くことでした。クラス以外に、ベビーシッターとして毎週通ったり、未就園のころの午前のプレイクラスでは妊娠中のママに代わって私が送り迎えをすることで歩く時間を増やしたりしてきました。

 行きたいところまで、自分の足で歩ける、ということが、どれほどその子ども自信や満足感になるか!ということを、親が理解しなければ、目的地に着くことと目的地で楽しさを享受するというだけの過ごし方になりかねません。


Cちゃんは、当初(2歳頃)、アトピー性皮膚炎と、身体の動きの重さで、ママから離れて遊ばない状態でした。ナーサリー、プレイクラスを平行して年少で幼稚園に入園する頃にはすっかり良くなっていました。初めてプレイクラスでお母さんと離れて過ごしたときのことは今でも思い出します。→こちら
 一旦軽快していたアトピー性皮膚炎が、その後幼稚園に行きはじめて半年後くらいからまた少し出たり引っ込んだりしはじめたようです。この4月から午後のプレイクラスに参加再開しました。次の身体の変わり目は7歳前後。その時期までリズムの安定と、彼女にとっての「刺激」を減らす事、「刺激」に気づかないくらいの「知覚感覚(下位の4つ)」を目覚めさせることを淡々と行っています。もちろん、下位の4つの感覚を少しずつ覚醒させつつ、他の8つの感覚の環境も整えておく必要があります。まるで空気のように。


Dちゃんは、生まれる前から関わっています!まず妊娠中のお母さんの鉄欠。これはスイスで入手したヴェレダのホメオパシーで対応。(この年のヴェレダのキャンペーンの旅行が当たってスイス・ゲーテアヌムとヴェレダ本社に行きました。→こちら。)無事ギリギリでしたが改善。(ホメオパシーの入手が簡単では無いので、今はホメオパシーを使わない別の方法をお伝えしています。)
 第一子の時にナーサリーで学んだ事を出来る限り、日常生活で実行されていましたが、乳児湿疹から皮膚の症状が小康状態になりつつも、くすぶり続け・・・。私も気になって、それまでもお母さんと話していましたが、どうしてもあがなえないのが、オール電化と超高層階というリスク。
 Dちゃんが生まれてからご家庭で具体的に話が進み、Dちゃんが1歳頃に引っ越しされました。その引っ越しの当日から、それまでどうしても少しだけ残っていた皮膚の症状がきっぱり・さっぱりと消えはじめました。見事というほかありませんでした。(確信はありましたが、私も引っ越しを勧めた責任もありましたので、正直もの凄くホッとしたことを白状しておきます!)

と、まあ、ほんの一部ですがそれぞれの経緯を経て、9月3週目にやっと手仕事の導入ができました!色んなバランスを慎重に観ながら、タイミングが来るまで待つ事数ヶ月!その甲斐あって、とても良い導入ができたと思います。導入が上手くいけばあとは勝手に子ども達が進みますから、それを見守るだけ。

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幼稚園から帰ってきたらまず、自由遊び。


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一針ずつ丁寧に、けれどかなり素早い動きで縫っています。


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ゆっくりですが、針に4目ほどまとめての運針を自ら発見!「いっぺんに4つも縫えた―」と嬉しそう。


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年中さんなので布を小さめにしましたが、大きくても良かった感じ。
けれど、出来るか出来ないかより、彼女の境界線の警戒を解くことが今は優先事項。なので、行為の満足感を何よりも守りたいと思います。
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2013/9/9

天王寺プレイクラス・生駒小学生クラス  プレイクラス

夏休み明け最初のプレイクラス。

新しく手仕事の用意をしていましたが、子ども達の様子を観て次回に廻すことに。手仕事はこの6月頃からなんども先送りになっています。
肌の状態が落ち着くのを待っていました。

この日は別の子どもの身体にトビヒが広がっていました。これでは手仕事に集中するのは困難です。日中の体温が低い状態だったので、自由遊び→おやつ→ぬらし絵と過ごすリズムは同じですが、どんな遊びで四肢を思いっきり動かせるか・・と想い巡らせてるところに、返ってきた高校生男子。私が言うまでもなく、子ども達はお兄ちゃんにたかりに行ってました!

手押し相撲、肩車。肩車ではくるくる回ると子ども達の足腰の安定感がよく分かります。

手仕事はタイミングをよくみて焦らずに導入していきます。

トーテンポール?

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4人の子ども達を何度も順番に肩車するも体力的には大丈夫なのが運動部の強みですね!
しかし、喜びすぎたこどもたちのよだれで頭がびしょびしょ!になって苦笑いしていました。

生駒小学生クラスは9月から新しい手仕事に取り組みます。
前半、3年生、4年生、5年生の子ども達はクロスステッチの下絵に取りかかりました。
それぞれの子ども達のおしゃべりに耳を傾けつつ、一つだけルール説明。
「どんな図案でも良いけれど、中心線から対象に描くこと。」
対象の概念の説明をすると、「そしたら顔描いたらしたの顔はひっくり返るってことやんな!」と。16色の色鉛筆を使って取りかかりました。
カタチと色の配色で子ども達の今の様子が分かります。
用紙を4つ折りにして縦と横にクロスする線を基準に、左右対称、上下対称の図案にチャレンジ。
それぞれの図案が見えてきたところで一旦休憩。

上級学年が図案を描いている横で、1年生達は編み物の仕上げに入りました。

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小さなコースターが完成。家で使って下さいね。そして汚れたら手洗いして、タオルドライして干す。本当に使うモノを作るということは大切なポイント。どんなに素朴なモノでも、作り出すプロセスの中に「理解」が生まれます。道具、なぜその素材なのか、作るための労力を感じ取ること、そしてそれを使うことで、「理解可能であり、意味があり、働きかける余地があること」という一貫性の感覚が身についていきます。
この一貫性の感覚こそが健康を支える重要な要素です。

この日はゴム跳びを用意しました。私が小学生の頃友達と一緒に作った歌と飛び方を披露。子ども達は気に入ってくれたようで、とても楽しんでいました。

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ここのところ、朝、中々席に着こうとしなかった子ども達も今日はすんなりと席についてリラックスした表情。休憩時間も外に出ずに夢中でゴム跳びをしていました。

休憩もそこそこに、みんな図案に再度取りかかりはじめました。
図案は宿題にして、練習布でステッチの練習に取りかかります。

1年生達は図案は無しで、刺繍布に波縫いで模様を入れていきます。

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みんなが描いた図案を見ながら刺繍糸を用意するため、途中経過の写真を子ども達に断ってから撮りましたが、これはお母さん達には内緒ということになってますので非公開!

生駒クラスは3月まで14回ありますので刺繍の進み具合をみて縫製方法を考えます。






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2013/9/2

在園児クラス  プレイクラス

【幼稚園児・ナーサリー】

・在園児の為のクラスです。主に土日祝祭日・長期休みなどに実施します。2013年後期は午後に訪問して個別対応とします。

・主に保育園、幼稚園児が対象です。

・10時〜13時30分(お弁当・水筒・着替え)
・10時〜12時の昼食まではおやごさんの同伴は不要です。12時45分〜13時30分まで、お子さんの様子などをお伝えする時間を取ります。

・午後2時以降でお申し込み下さい。遊びながらのお子さんの様子の観察、おやごさんとの面談でトータル1時間30分です。

・日々成長・変化する幼児期の子ども達の発達をおやごさんと共に観ていきます。

・基準額:8000円/回(交通費は実費お願いします。)

・お子さんのお名前、生年月日、スケジュールをご確認の上希望日程をお書き添えの上、お申し込み下さい。

・お申し込み先アドレス→kodomonojikan_osaka★yahoo.co.jp ★を@に変えて下さい。

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2013/5/9

在園児クラスの募集を再開します  プレイクラス

 在園児クラスの募集は一旦、定員に達して締切りましたがスタッフが増えましたので、クラスの定員も増員します。在園児クラスの詳細は→こちら

 5月25日(土)
 6月22日(土)
 7月15日(月・祝)

 4月に前期通してのお申し込みをお済みの方も、幼稚園等の行事等で日程の変更等がある場合は再度確実にご参加いただける日程をお知らせ下さい。

 1.お子さんのお名前
 2.お子さんの生年月日
 3. アレルギー等の有無
 4.幼稚園、保育園に通園している期間(例:2012年4月から)
 5.参加希望日程
 6.参加費のご申告額
 7.当日連絡の取れる電話番号
 8,はじめて天王寺ナーサリーにご参加の方はお母さんの生まれ年(西暦)

 以上を明記の上、メールにてお申し込み下さい。

 夏休み以降のスケジュールは後日掲載します。
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2013/4/4

新年度のクラスがはじまりました。  プレイクラス

 春の陽気の中、天王寺ナーサリー新年度のスタートはプレイクラスから。

 幼稚園が春休み中も休み無くプレイクラスは継続しています。
 春休み中は午前中に行いました。

 部屋に入るなりさっそく何か?を創っていました。
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 ぬらし絵中

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 ぬらし絵中

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 今日のおやつはリンゴとクルミパン

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 外遊びへGO−!

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 探検中

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 ヤモリがいたので熱心に観察中。


 
【お詫び】
 新年度初日からダブルブッキング・・・をやってしまいました・・・。
北野田クラスのみなさん、ご迷惑をおかけしました。
 北野田は5月が4回になります。2,9,23,30日です。
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2013/3/9

3月9日プレイクラス@生駒山  プレイクラス

 良いお天気になりますように、と願っていましたが、予想以上に暖かい春の日差しの中で過ごすことができました。鶯が鳴いていました。

 水曜津久野クラス、木曜天王寺クラスの子どもに合わせてそのご兄弟とお父さん方のご参加もあり合わせて5家族17名のご参加でした。

 きれいに整備されているハイキングコースを避けてうっそうと木々が生い茂る山の急斜面から昇っていきました。距離にしてはわずかですが、避けられない!木々の枝や笹の葉、アスファルトとは違って柔らかい地面などの触感を感じられたと思います。しっかりと「触れた」ことで、子ども達の身体感覚が目覚めます。「山」自体に自然と関心が向くのと同時に躊躇無くさらに色んなものに「触れようと」しはじめました。
 途中の沢で遊ぼうと思っていましたが思いのほか先へ先へ進むのが早い年長さん達はその場所をとっくに通り過ぎていたので、「ま、ダムで良いか・・」とそのまま先へ。

 坂を下ると大きな池が目の前に広がり、テンションの上がる子ども達。
「おかあさん、入って良い?」と早速聞く子ども。一人が水に入ると次々と他の子ども達も裸足になり水に入り始めました。
 人工的な水辺・・・というよりダムですので、本来は人が遊ぶように安全な場所ではなく、斜面になってるコンクリートの上をゆっくり降りて脚を水につけたり、貝を見つけたりしていました。
 池に落ちないように精一杯バランスを取りながら水辺で入ったり出たりを繰り返す子ども達。

 「大人がしっかりと見守る」という環境の中、子ども達は「精一杯」身体感覚を使ったことでしょう。30分ほど水と戯れたあと、池の周りを歩いてお弁当を食べる場所まで歩きました。

 昼食後、山の谷間の斜面で遊ぶ子ども達。落ち葉が堆積した斜面はふかふかです。おしりで滑って降りて四つん這いになって上がる3歳児たち。10メートル以上はある谷間の急斜面を降りたり登ったりしながら鬼ごっこをする6歳&5歳児達。

 駐車場に戻ったのが13時少し前。満足した顔の子ども達はそれぞれの車に乗り、帰路につきました。

 午前中に活動のピークが来るように(生命感覚)、何よりも言葉に頼らずに色んなものに色んなさわり方や関わり方を「自ら」行なう事(触覚、自己運動感覚、平衡感覚)を見守ること。

 今日の子ども達の身体の使い方でいろんな事が見てとれたと思います。子ども達は親が思っている以上に色んな事ができますし、体力もありますね。12の知覚感覚が目覚めるにはその日その日の中で「手応え」が感じられるくらい「精一杯」使ってみるチャンスが必要です。幼児さん達なら下位の4つがメインになりますので、ご両親で「時間と空間」を用意してあげることができます。7歳以降はそれに加えて「権威的存在」が必要になってきます。それぞれのお誕生日を迎えて7歳になるまではこの事を優先していただけると有り難いです。

 今回は臨月に近いお母さんの補助のため私の娘(大学生)も参加させていただきました。11月で2歳になった女の子もずっと歩いてそしてお弁当後もみんなと一緒に遊び、帰りは電池が切れたように娘に抱かれて眠っていました。

 次回の合同プレイクラスは23日(土)@天王寺です。お弁当お着替え水筒をお持ち下さい。ぬらし絵と手仕事を行ないます。
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