選手の道具
道具ですが、ラケット、ウエア、シューズ、バッグ、サングラス、キャップ等々必要な物がありますが、今日はラケットについて書きます。
私は10年以上ウイルソンユーザーでプロスタッフの85を使っていました、その後PS7.1、PSツアー90(黒)、nコードPS90(赤)と使い、BSに2年前変更、X−01、X−BLADE、これらが15年間の使用ラケットです。
人それぞれ、プレイスタイル等々で要求されるラケットの条件は違います、私の場合は打っただけ、叩いただけ飛び、ころしたただけボールが死んで、高テンションに耐えうる強靱なフレーム、振り抜きやすい小さいフェイスサイズ。
フィーリング的には打球時に糸は極力たわまないで、フレームのフェイス部分がきれいに適切にたわみ、シャフトは上手く、きれいに、適切にしなる、このようなラケットが理想です。
基本的にこの感じを満たすのはプロスタッフで(=85)、7.1も近い感じがあり、85→95と大きくなったことによりボレー時の余裕が生まれました、ボレーの余裕が反面ストロークのハードヒット時に曖昧さが若干生まれ、それを消すためにテンションが73lbsくらいまでになり、結局ボレーも・・・そこでPS90に、バランス的にはPSより若干パワーが増して、飛びすぎもでない、良いバランスで非常に良いラケットです(だからフェデラーも赤く塗って使っているんでしょうね)。次のnコードのPSです、これはメーカーイチオシでそれに動かされて使いました、一言で言えば「これはプロスタッフではない!」です、ストリングもほぼ1年間あーでもない、こーでも無い、縦横色々変えてもベターな線は出てきても、ベストにはほど遠い、この間で自分のベストな感じや、感触等もバランバランになっていきました、事実ランキングも300位前半が500位以下まで落ちました。
誤解して欲しくないのはnコードのPSは私にとっては(PSを長く使っている人は)くそラケットでした、でもそこからウイルソンのラケットを使っている人=PSからの歴史がない人には、受け入れられているのは事実です、単純にくそだというわけではありませんから、くれぐれも誤解しないで下さい、良いという人もいるし、事実小さいフェイスサイズのある貴重なラインアップですから。
nコードのデビュー時から私が勧めたのは95サイズや、n−3でした、多分nコードのメリットが出るのはハードな仕様より、オールラウンド指向のラケットのような気がします。
長くなったのでBSに移行する話し、X−01、X−BLADEの開発からの話し後日書きます。

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