レッスンというのは”情報の提供”です、打ち方、考え方、動き方、鍛え方、備え方等々の情報を正しく、その選手にあわせて提供していくのがコーチの仕事だと思っています、選手の仕事(レッスンを受ける人の)は、その情報を正しく理解して、その次の情報を引き出す(最初に入れた情報が適正に理解、利用できないと次の情報は提供できないです)、そして実戦or実践の場で、前のレベルより上のレベルで情報を活用して、戦績と言う名の結果を導き出す、これが選手(受けての)仕事だと思います。
先に書いた
リテラシーが高くないと、コーチも正しい情報を、正しく提供できません、選手もコーチよりの情報を正しく、理解、活用できない事になってしまいます、コーチの
リテラシーが低いと良い情報を提供できない、どうだと低くなるかというと、自分が持っている情報が少ないと、新しい情報を精査できません、自分の実戦の経験が無いと、情報を実戦に照らし合わせて精査することが出来ません、机上の理論、情報では意味がないからです。
だからコーチは最高レベルの試合でプレイする意味があるし、最高の試合を見る意味があるし、又異なったレベルの方とプレイして、異なった様々の方のプレイから情報を得ることも必要です(最近ダブルスの共通する間違いの法則が見えてきました、後日これにも触れます)。
選手(受け手も)その人が出られる試合で最高レベルの試合をして(=勝てそうな試合ばかり出るのではなく)、上手な人のプレイを見て何が違うのかを考えて、プロの試合(JPNオープン、東レは最低でも見る)を観戦して、自分の判断、考えの幅を広げる、そうする事で
リテラシーは向上します、そうすると同じアドバイスであっても次の局面が見えてくることは多々あります。
堅いこと言うなたかがテニス、と言う言葉も聞こえてきますが、上達したい、強くなりたいと考えるのなら、その時点で修行が始まったのと同じだと思います、鍛練、修行をして(=練習)、道を究めるべく(望む試合結果を得るべく)考えていけば、整理がつくとおもいます、ただ楽しく汗を流すのと、試合に勝ちたいと思うのは違いますから。
コーチも選手も(受け手も)日々修練、求道精神を忘れないことが大事です。

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