信頼して、10年くらいお願いしていた、ストリンガーの消息が不明になり、ベストからはかなり隔たりがある張りで妥協をやむなくしていました、あちこち探して、電話したり、メールしたり、「ウインブルドンで張りました」「●●の張りをしました」と言うショップはあります、しかし話を聞いてみると、多分練習の時に様子見に張りに出しただけ、と思うのが殆ど、又そこまで言っているに関わらず、張るところを見せてくれ、と言うと駄目とか・・・・張る側にしても、どう張って欲しいのか?どんなテニスをするから、どうラケットが動いて欲しい、どう糸が動いて欲しい、どういう打感が欲しい、そう言うやり取りの中で(特に最初は)張った方が、良い仕事が出来るはず。
それをしたくないのは、何かあるのかな?と言う事と理解してしまいます、それとか、
「68/70でお願いします」「横糸の方が硬いとラケット歪みますよ、折れますよ、駄目です」、馬鹿お前が下手なんだよ!何年もそれで張っているが、折れたことも、歪んだこともないよ!選手の張りをしたことがある人なら、68/70,70/68,70/70、選手のリクエストに応えられてストリンガー、偉そうな事言う前に、勉強、腕を上げて欲しいです。
聞いた話ですが、その昔、セレスのラケットを張っていた時のことです、大きいヨネックスに、テクニファイバーの315か515,それを70lbsオーバーで張り上げるそうです、最近はそうでもないですが、一昔前のヨネックスはスクエア形状の角部分が良く折れました、テクニファイバーも今ほど高テンションに耐えられはしません、その条件下70オーバー/70オーバーは”物理的”に厳しいです、でも選手が「こう張ってくれ」と言われれば、そうするのがプロだと思います、この方はきっちりとそう張り上げて渡していたそうです、それがプロの、本当のストリンガーだと思います。張り師の技術レベルに合わせて、選手がリクエストするのでは、本末転倒です。
で、ある筋からご紹介を頂いたストリンガーの方にコンタクトを、とらさせて頂きました、お話をしても普通にお話しできます(=上記のような、下手くそ、不勉強ストリンガーとは違い)、で2本張り上げて頂きました、今朝届きチェックすると(まだ打っていません)、明らかに”音が違います”カァーン、カァーンと澄んで高い音がします、久しぶりに聞いた音です!素晴らしい!この音がして悪いわけが無い!打たずとも分かる、ストリンガーの張ったラケットの音です!
ストリンガーの張った68/70(縦アルティマ1.1/横レッドコード)は飛びます、タッチショットもコントロールしやすいです、スライスでもしのげます、キックサーブがメリハリ出ます、決してただ硬い張りにはなりません、味も、わびもさびもあります。
こういう張りのラケットを手にすると、30年以上テニスをしていても、高揚感があります、打つのが楽しみです!恐らく来月から、FORCEにスイッチします、同じX−BLADEと言っても違いますから、きちんとしたストリンガーの方のアドバイスは欲しいです、良いタイミングです、X−BLADE FORCEで試してみたいのは、ハイブリッドから、縦横同じでレッドコードor、プロミクストライしてみたいと思いますが、テンション、ワンピース、ツーピース、等々ありますので、試行錯誤は必要です、良い張り師の方はとても良い助けになります、私には良いタイミングで、良い張り師の方を紹介していただけました、有り難いです。
※規定以上で張ると当然フレームにはストレスが来ます、万が一折れても、保証外なのはご理解下さい。

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