たびたび触れていますが、昨今、テニスクラブや、学校の体育会等々出身の方とテニスをする機会がなく、マナーを得に言われたことのない人ととのみテニスをする、こんな場合は”知る機会がなく”そのまま技術のみ覚えていった、こういう方は多いと思います、テニススクールで教えるわけもなく、又大学の同好会等でテニスをしているアルバイトコーチでは、このコーチ自身が分かっていない、そんな状況です。
一昔し(イヤ二昔し)前は、テニスクラブが殆どのテニスの場でした、または学校のテニス部、体育会どれも今の数倍練習も、上下関係も、マナーにはうるさかったです。
テニスクラブでも、口うるさいオヤジがジュニアや、若いメンバーに口やかましく、小言を言ってくれていました、こういう背景がマナーを受け継いで行ったのだと思います。
今一番気になっているの(=消えかけているのが)横のコートからボールが来た時の対応です。
基本姿勢
自分のコートに入ってきたボールは、そのコートの人が取って渡して上げる。
(理由)
まず、どかどかと入って来られては危険。
通常は自分(ボールが入って来た方のコートの人)の方がボールに近い、故にプレイ中断の時間は少なくて済む。
何よりも、そうするのが親切であり、マナーであると理解する。
(ボールの返し方)
もし隣が、ポイント中、ラリー中なら、自コートと隣のコートの中間あたりで、隣のコートの邪魔にならない場所(自分の邪魔にもならない所)に転がす、フェンス際が良いでしょうバックの、ネットに転がすのは得策ではありません、ラリー、プレイ中の視界に入るからです。その後自分たちもラリー、ポイントの再開となりますね、又、プレイ中のコートにボールが入ろうとした時点で、ポイントレット(ポイントのやり直し=1stサーブから)になります、相手の後ろでも、自分の後ろでも、コートに入った時点でどちらがレットかけても構いませんし、速やかにかけるべきです、優位、不利等考えるのはフェアではありません。
上記以外のケースでは、拾って、相手の方に渡して上げる。

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