大雑把に言って、テニスのストリングスは「ナチュラル」「シンセティック」ありますが、ナチュラルは牛の腸、シンセティックはそれ以外です。
まず一番打感がデリケートなのはナチュラル、その次がマルチフィラメント(シンセティック)、その次がモノフィラメント(シンセティック)です。
具体的にはバボラ、ボーブランド等のナチュラル、マルチはテクニファイバーのX−ONE等、ゴーセンならテックガット等、モノはミクロスーパー等。
特徴は
面圧が一番変わらないのが ナチュラル、それ以外は差はないとは言わないが、大差ない。
>張り上げてから時間が経っても、緩みにくいのがナチュラル。
糸と糸の摩擦で切れやすいのが、ナチュラル、ボールとの摩擦で切れやすいのが、シンセティック。
>ナチュラルは糸と糸の摩擦には弱い、逆に言えば、糸のずれ止めをすれば、ボールの摩擦には強いので、耐久性はある。シンセティックはボールとの摩擦に弱い、でもずれ止めをしない状態では、シンセティックの方が保つ、シンセティックにずれ止めは意味無し。
湿度等に弱いのが、ナチュラル。
>よく言う雨の中で使うと一発で切れるは嘘、最近のモノはコーティングが良いので、2−3セットは大丈夫、但しその後は上手く乾かしても、打感は悪くなる。
温度変化に弱いのが、シンセティック。
>夏伸びて、冬硬くなる、ナチュラルはその変化は極めて少ない。
ゲージの差がないのが、シンセティック。
>多少の差が天然だからある、その差が打感の差になり、気にするプロはいる、故にそれを嫌がり、ナチュラルを使用しないプロもいます、ゲージの差はシンセティックでも起こり得ますが、それは殆ど起きません。
こんな所を考えながら選ぶと良いのでは?私はもう今この世の中、ミクロスーパー等を使う意味は理解出来ないので、ナチュラル、マルチ、ポリの中で自分に合う物を選ばれると良いのでは?

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