ラケット、ストリングス、シューズ、どれも数字やデータで性能は表せます、でも不思議な物で大事なことはその先、そう思うことがテストをしていて良くあります。
昨夜もシューズのテストしたのですが、楽足、剛足のオムニ用はもうこれ以上グリップ性能を向上させる余地がないのでは?とさえ思っています、新しいモデルを出す、然し実際には性能その物が上回ることは出来ないのでは?
否!性能というのはデータ、数値以外の部分があるからです、感性と言うか、テイスト、味、そんな言葉で言い表される性能です。
テスト終盤、「何か今日は良くボールにキチンと入れているな〜」と思いました、何いってんだよ!ちょーしいいこといってんなよ!と思われる人いるかも知れないです、その通りです、シューズくらいで変わるはずはありません、でも入っている状態で、その状態でのインフォメーション(情報)がきちんと伝わり、入れていることが入れていると伝わる事によって、「何か今日は良くボールにキチンと入れているな〜」と言う感じ方になるのだと思います。
ただグリップする、そう言うことの先に、どうグリップする、どうグリップしている、そう言うことをシュアに伝えるという性能、データとしてのグリップ性能の先、そう言う性能、そう言う性能の大事さ、考えさせられました。
昨夜テストしシューズ、開発の方の会心の作品だと思いました。

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