X−BLADE 〜 X−BLADE FORCE 〜 X−BLADE とここ5年くらいの変遷ですが、FORCEの時期は10ヶ月くらい?で今日より
テクニファイバー Tファイト320
にしました、基準スペックは320g、バランスポイント310mm、厚さ21.5mm、フェイスサイズ95、ストリングパターン16×19
です、これをチューニングしてもらいました、プロの仕事を以下ご確認ください。
完成形です。

この5グラムの違いはなんでしょうか?

グリップテープを巻いて385gになる

違いはグリップテープの重さの5gだったんですね、故にショップにある時には5g軽い状態、でもこの際にもグリップには5gある状態でバランスは調整しています。
バランスは336mm結構なトップヘビーです、この数が多いほど、トップヘビー、少ないほどトップライトになります。
張りはブラックコード1.2mm(1.18mm)で、この寒さですので、68lbs、70lbsで張り上げて貰いました。
売っている物を計って貰えば分かりますが、最大で(=一番軽いものと一番重いもの)8g〜10gあります、それを同じ重さ、同じバランスに調整することの難しさは推して知るべしですね。
こういう仕事が出来るのが、プロのストリンガーです、ツアーを回り、修羅場を経験して、ポイントを、賞金を稼ぐ選手のシビアなリクエストに応える、そういう経験がないと、本物のストリンガーとは私は言えないと思いますし、国内でも10人はいないと思っています。
クッショングリップ(レザー以外のグリップの事)をレザーに変える理由は、グリップの角が奇麗に出る事により、グリップチェンジをシャープに出来るように、また握った時にグニャとこないように、ソリッドな感触にするようにです、これをするだけで打感がシャープになります。

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